【引き寄せの法則】不足感を打ち消して「ある」に意識を向ける1つの方法

引き寄せの法則で恋人を願いながらも、日常的に「恋人がいない」と不足感を抱えている人は少なくありません。

 

これは「恋人がいない」と潜在意識にオーダーしている状態です。潜在意識は「今」の思考(波動)を現実化するため、これでは恋人がいない状態がいつまでも続いてしまいます。

 

ここで問題になるのは「ない」と言う不足感です。引き寄せの法則で願いが叶わない人のほとんどの理由はここにあります。

 

願いを叶えるには「ある」に意識を向けることです。この記事では願いを叶えるために「ある」に意識を向ける方法についてお伝えします。

 

 



 

■引き寄せの法則では、意識を向けた願いが叶う

 

潜在意識と意識の焦点

 

まず、引き寄せの法則の大前提についてお伝えします。よく勘違いされがちですが、引き寄せの法則は空を見上げて願えば叶うというものではありません。人は四六時中、自分の意識が絶え間なく向いているものを引き寄せます。

 

たとえば恋人が欲しいと願っても、恋人がいないという不足感や寂しさばかりに意識が向いていると、潜在意識はその感情を汲み取ってそれに見合った現実を引き伸ばし続けます。

 

・引き寄せの法則のコツは「一生懸命やらないこと」

 

この問題をクリアするコツとして、まずはリラックスすることです。古来からひらめきを得たいときは【馬上・枕上・厠上(乗物、ベッド、お手洗い)】が良いとされています。これはリラックスしやすい場所だからです。リラックスすることで潜在意識とアクセスがしやすくなります。

 

逆に燃え盛る護摩壇を前にしたお坊さんのような険しい顔で「恋人を引き寄せる! 恋人を引き寄せる!」とやるとどうなるでしょうか。これは研ぎ澄ました意識の上で「私は恋人がいない!」と潜在意識に強く刷り込んでいるも同然の行為です。

 

引き寄せの法則を行うときはリラックスした環境を整え、穏やかで満ち足りた気分になることが大前提です。そしてこの満ち足りた気分とは「私は持っている」感情になること。つまり“ある”ことに気づくことなのです。

 

次の項目では“ある”に意識を向けることについて説明します。

 

■【引き寄せの法則】「ある」に意識を向けるとは?

 

意識を向ける

 

“ある”に意識を向けるとは、ものの見方を変えることです。

 

心理学ではよくコップに入った水の例を挙げます。「コップに半分しか水が残ってない」と捉えるか、「まだコップに半分も水が残っている」と捉えるかでものの見方は変わるというものです。

 

これを言い換えると前者は「ない」という不足感であり、後者は「ある」という満足感です。引き寄せの法則で願いを叶えるためには、まずはこの視点の切り替えが大切です。

 

では実際にこれを活用するための方法についてお伝えしましょう。

 

・不足感を保留する

 

たとえば「彼氏がいない」という不足感・欠乏感が強い人がいたとしましょう。その感情が出てきたとき、まずは気づくことです。ほとんどの人はこの感情に飲まれてしまいますが、そこで「あ、私は今欠乏感に取りつかれているんだ」と気づきましょう。そして、その感情そのものを一旦脇に置いておきます。

 

「考えを保留する」という行為は効果的です。人は脳の仕組上、何か問題を抱えると、解決するまでずっと悩み続けてしまいます。しかし意識して「保留する」と決断すると、潜在意識は「では、この問題は後で」と瞬時に気分が切り替わるのです。

 

 



 

・「ある」に意識を向けるには

 

“ない”ものに意識を向けるとは、幽霊を追いかけ続けるようなものです。満たされない気持ちが延々と続きます。一方、“ある”ものとは当たり前過ぎて見落としているものを再確認する作業です。

 

パソコンがある
スマホがある
財布がある
身体がある
友人がいる

 

これは一見すると退屈な作業に思えます。しかしこれは実はとても価値のある作業です。

 

たとえば絶海の孤島や宇宙空間に飛ばされたと想像してみてください。陸地や地球、自分の家に帰ってこれただけで「ありがたい」と心から思うことでしょう。

 

この「ありがたい(有り難い)」という感謝の気持ちこそが“ある(持っている)”の本当の意味です。

 

まずは手元の“ある”に意識を向けてましょう。“ある”はどのようなものでも結構です。自分にとって価値のあるものから順番に声に出したり、リストアップしてみましょう

 

3つも探しているうちに、脳が「ある」ものを探す視点へと切り替わります。これは脳科学で言うと「認知」を切り替える作業です。「ない」という不足感から「ある」を確認する作業へと視点が切り替わったのです。

 

スピリチュアル的にいえば、これは幽霊の世界から自分軸に戻った感覚です。このエクササイズは繰り返しやるほどに効果があります。はじめのうちは不安感や不足感がぶり返してくるかもしれません。しかし、そういうときには不足感を「わかるよ。そういう気持ちになるのは仕方がないよ」と認めてあげましょう。潜在意識が安心します。そうして再び「ある」に目を戻しましょう。

 



 

・感謝ノートで“ある”を作る

 

“ある”という満ち足りた感覚を作る方法で最も効果的なものは感謝ノートを作ることです。感謝ノートはその日に起きた、感謝できるできごとをノートに箇条書きにするだけのものです。

 

これはとてもシンプルですが精神科医やカウンセラーの多くが推奨しており、3週間も続けると生活が満ち足りて幸福感が上がると発表されています。

 

感謝できるものを探す行動は“ある”に意識を向けることとほとんど同じです。最初は少し練習がいるかもしれませんが、難しいものではありません。

 

「ない、ない」と困窮した気持ちになるのではなく、実際にあった良いことへと感謝の気持ちを持つことで、心理学的には幸福感に満たされ、波動も上がり、もちろん引き寄せの法則で願いも叶いはじめます。 「ある」に意識を向けるにはいくつもの方法があります。

 
 

 

 

 

■【スピリチュアル】幽霊を祓って願いを叶える

 

自分の中を生きている

 

人は誰しも、それぞれ自分の頭の中の世界で生きています。たとえば、いつものスーパーやコンビニに買い物に行くとき、歩きながら物思いにふけっていて、気づいたときには到着していたということは珍しくありません。このようなとき、私たちは現実の世界に生きていたとは言えません。そして人は脳の構造上、思考の多くをネガティブな感情に持っていきやすく作られています。

 

恋人との出会いや特定の人との復縁を願うにあたり、この脳の特性を知らないと、意識は常に不安と不足に苛まれた妄想の世界、つまり幽霊の世界に入り浸ってしまいます。

 

“ある”に意識を向けるとは、この幽霊の世界から心を引き剥がし、現実の世界に意識を戻す作業です。そして今、現実に“ある”ものに感謝すれば、潜在意識はその満たされた気持ちを維持するために、願いを次々と“ある”ように現実化してゆきます。

 

スピリチュアルでは感謝の波動が願いを叶えると言いますが、それにはこのような潜在意識の仕組みが関わっているのです。日々に感謝して、楽しく毎日を過ごせるように私たちも心がけてゆきましょう。

 

なお、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。

 



 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・不足感を持って願うと不足感が現実化する
・引き寄せの法則の大前提はリラックスして満ち足りた気分で行うこと
・“ある”に意識を向けるとは、ものの見方を変えること
・「不足感」が出たときには、その感情を一旦脇に置いておく
・“ある”ものとは、普段は見落としている日常的なもの
・“ありがたい(有り難い)”の感謝の気持ちは引き寄せの法則に不可欠
・感謝の気持ちを作るには感謝ノートが効果的

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