引き寄せの法則で願いを叶えようとしてもなかなか叶わないという人は少なくありません。なぜなら引き寄せの法則は今のあなたに近い環境、人、状況が共鳴して引き寄せられるものという原理がわかっていないためです。
では、出会いや復縁など、願いがなかなか叶わないときには、どうすれば良いのでしょうか。今回は引き寄せの法則と共鳴について説明します。
引き寄せの法則で願いを叶えようとしてもなかなか叶わないという人は少なくありません。なぜなら引き寄せの法則は今のあなたに近い環境、人、状況が共鳴して引き寄せられるものという原理がわかっていないためです。
では、出会いや復縁など、願いがなかなか叶わないときには、どうすれば良いのでしょうか。今回は引き寄せの法則と共鳴について説明します。
「会いたいと思っていた人とちょうど良いタイミングで出会った」「街角を歩いていたら、知りたいと思っていた情報が突然目に飛び込んできた」「遊びに出かけようとしたら友人から思っていた場所に遊びに行こうと連絡が来た」。
まるで奇跡のような偶然の一致。心理学やスピリチュアルの世界ではこれを「シンクロニシティ」と呼んでいます。シンクロニシティは誰にでも起こるものであり、注意を払えば頻繁に起こっていることに気づきます。
シンクロニシティは引き寄せの法則にも大いに関係があります。そこでこの記事ではシンクロニシティの意味や事例と、引き寄せの法則で願いを叶えるための活用法について説明します。
シンクロニシティは「意味のある偶然」という意味です。「共時性」とも呼ばれ、心理学の大家であるカール・グスタフ・ユングによって提唱されました。
シンクロニシティは「ふと思い立って遠くのレストランに行ったら、会いたいと思っていた学生時代の親友とばったり出くわした」、「図書館で古い専門書を借りようとしたら、たまたまその本を読んでいる異性がいて、それがきっかけで親しくなった」といったような、論理的に説明しにくい現象を指します。
シンクロニシティは「たまたま」というには生じる確率が高く、また自分の思っていることが現実化したような内容であるため、シンクロニシティが起こると、そこに何らかの理由や目的を想起させずにはいられません。
シンクロニシティは感情や思考の現実化でもあります。このため引き寄せの法則を扱う上でもぜひとも知っておきたいものの一つでもあると言えます。
では、シンクロニシティはどのような原理で起こるのでしょうか。これにはいくつかの種類が挙げられます。
ユングは人間の心を、
・意識
・個人的無意識
・集合的無意識
の3つの段階に分けました。
意識とは「自分を自分と確認できること」であり、個人的無意識とは「自分では気づかないところで意識を動かしている膨大なプロセスのこと」です。
ユングのいう「集合的無意識」は「個人的無意識」のさらに下に位置し、人類のすべてが共有する心で、意識でそれを感じ取ることはできないとされています。そして、シンクロニシティはこの「集合的無意識」から生じた「共通した思いや考え」が原因で起こります。
余談ですが、仏教にも「阿頼耶識(あらやしき)」と呼ばれるすべてを生み出す意識の最下層があるとされています。
「阿頼耶識」には前世はもちろん、無限の過去世から現世にいたるまでのすべての思考や行動が記録されており、そこに環境による条件(縁起)が触れることで現在に影響を与えているとされています。
猿は縄を投げると飛び上がって逃げると言います。蛇と勘違いするからです。これは蛇を見たことがない動物園の猿でも同じだと言います。
これは潜在意識の底、生命として遺伝子に刻まれた記憶です。猿のご先祖さまが蛇に噛まれたため、猿の遺伝子は蛇を見つけるとすぐに逃げるように強い警告を発しているのです。
同じように私たちも高いところに行くと足がすくんだり、暗い場所に行くと不安になります。その理由は遥か昔、私たちのご先祖さまが高いところから落ちたり、暗い場所で生命の危機にさらされたりしたためです。
これはシンクロニシティの中でも有名なものであり、しばしばニュースにも採り上げられます。
「電車に乗ろうとしたらいやな予感がしたため、乗るのを止めたところ、その電車が事故を起こした」、「非の打ち所がない人と会ったけれど、どこか違和感を感じたために会うのを見合わせたら、その人は後日、詐欺師として逮捕された」と言った、いわゆる虫の知らせです。
このように潜在意識より生じる直観の力はしばしばシンクロニシティとして発動し、危機を回避したり、幸せになる道筋を与えてくれるものなのです。
これは「引き寄せの法則」の原理に近いものです。私たちは心の焦点を合わせたものを選び取る力を持っています。ブランドの服が気になっていたら、そのブランドを着ている人だけが目に入ってきますし、不安な気分であれば「STOP!」の標識や赤信号ばかりを感じ取るかもしれません。
潜在意識は自分の感情や願っているものを無意識に選択します。これを心理学では「カラーバス効果」と呼びます。では、実際に引き寄せの法則でシンクロニシティを活用するにはどのようにしたら良いでしょうか。
引き寄せの法則を扱う際、シンクロニシティは大いに利用できます。引き寄せの法則は波動の法則でもあります。今の自分の精神状態や人間性に見合ったできごとが生じてきているのです。
思いやり深い心で周囲の人々の幸せを願っていれば、それに相応したできごとが生じてきます。逆に他人に悪意を持ったり、心の中がネガティブな感情でいっぱいになっていたりすれば、やはりいやなできごとや不満に思う現象が生じてくるものです。
自分の人間性や精神的なレベルを知りたいのであれば、今自分の身の回りに起きているできごとに注意を払ってみることです。良いことが起きているのであれば、その状態を維持するように努め、モヤモヤするような現象が起きているのであれば、周囲ではなく、自分の心を改善するように努めることで状況を良くすることができます。
潜在意識は自分が思っていることや願っているものを環境の中から選び取る力を持っています。ですので引き寄せの法則を使うのであれば、まずは願いを明確にすることです。
「すてきな出会いが欲しい」でも「お金持ちになりたい」でも、まずは自分の願いを明確にイメージし、そしてそれが叶ったかのような気持ちにひたりましょう。
なぜなら願いが叶った感情を持っている限り、潜在意識は願いに伴った情報を現実世界から選び続け、願いを叶えるための道のりを自然と整えてくれるからです。
願いを明確にすると、その願望達成に沿った現象としてシンクロニシティは頻繁に起きてきます。引き寄せの法則の過程で嬉しいシンクロニシティが起きているということは、願いを叶えるために潜在意識が正しく働いている証拠でもあるのです。
なお、波動を上げて良いシンクロニシティを起こすコツとして「感謝の気持ちを持つ」ことと「願いを周囲に与える」ことが挙げられます。
最後に、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。
良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。
・シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」のこと
・シンクロニシティは思考の現実化でもある
・シンクロニシティが生じる原因は①集合的無意識、②遺伝子の記憶、③潜在意識の働き、の3つが挙げられる
・シンクロニシティは今の精神レベルの確認や、引き寄せの法則が働いているかなどを確認する手段としても活用できる
世の中には邪悪な人間がいます。自分の欲求さえ満たされれば、他人のことなどどうでも良いと思っている人間です。
邪悪さは性別も年齢も関係ありません。人が100人いれば、利己的で他人を平気で傷つけたり、利用したりする人は必ず一定の割合で存在します。
そして、このような邪悪な人間が引き寄せの法則を行うとどうなるか。今回は引き寄せの法則がもたらす恐ろしい結果について説明します。 続きを読む
引き寄せの法則はとてもシンプルな願望達成の法則です。「願い、叶った気持ちで日々を過ごし、受け取る」だけのわずか3ステップです。
引き寄せの法則の要である「心」はとても繊細で扱い難いものです。そのため、引き寄せの法則は少しでもやり方を間違えるとなかなか願いが叶わなかったり、またときには奇妙なできごとが生じたりもします。
顕著な例では、引き寄せの法則を活用したところ、願いが現実化するどころか、願いとはまったく逆の結果になったという話は実は多いものです。
これは潜在意識による『お試し』と呼ばれる現象です。では、この「お試し」現象はなぜ起こるのでしょうか。この記事では引き寄せの法則で起こる「お試し」現象の意味とその対策について説明します。
引き寄せの法則を「強く願えば叶うもの」と思っている人は少なくないでしょう。その考え方自体は間違いではありません。
ただし、願いを叶えるためには強く願う以前に波動を調えることが先決です。波動を調えずにたとえ引き寄せの法則を試したとしても、願いは叶わないか、ときに逆の現象を引き起こすことさえあるためです。
この記事では、恋愛はもちろん、出会いや復縁を叶えるための波動の調え方について説明します。
引き寄せの法則で恋人を願いながらも、日常的に「恋人がいない」と不足感を抱えている人は少なくありません。
これは「恋人がいない」と潜在意識にオーダーしている状態です。潜在意識は「今」の思考(波動)を現実化するため、これでは恋人がいない状態がいつまでも続いてしまいます。
ここで問題になるのは「ない」と言う不足感です。引き寄せの法則で願いが叶わない人のほとんどの理由はここにあります。
願いを叶えるには「ある」に意識を向けることです。この記事では願いを叶えるために「ある」に意識を向ける方法についてお伝えします。
引き寄せの法則を使って潜在意識にしっかり願った。次はその願いがいつ叶うのか、みなさん、気になりますよね。
引き寄せの法則で願いが叶うまで、一体どれくらいの期間がかかるかは誰もが気になります。しかし、引き寄せの法則の仕組みがきちんと理解できると『期間』というものに意味がないことがわかります。
今回は引き寄せの法則と願いが叶うまでの期間と仕組み、そして期間を短縮する方法についてお伝えします。
続きを読む
引き寄せの法則はとてもシンプルなものです。極端にいえば「強く願った後、願いを忘れる」というだけのこと。
心理学な観点からすると、意識で強く願った事柄を潜在意識に刷り込むことで、後は潜在意識が動いてくれるため、気づいたときには願望が実現されていると言うものです。
たとえるなら、あなたが船の船長であり、目的地と針路を定めた後、船の舵取りは任せて好きなようにしていたところ、ある日気づけば目指す大陸が見えてきたようなものです。
でも、理屈はわかっても現実ではなかなか願いが叶わないという人も少なくありません。その原因の一つに「波動」と呼ばれるものが挙げられます。そこで、今回は量子力学という科学の観点から引き寄せの法則と波動についてお話をしてみます。
3ステップで叶える!引き寄せの法則の正しい願い方 引き寄せの法則の手順は「①願う」「②手放す」だけです。しかし①の「願い方」について、わかっているようできちんと理解できている人はあまり多くありません。
引き寄せの法則で「願う」とは潜在意識に落とし込むことです。これが理解できていないと願いを叶えることは難しくなります。
そこで今回は願いの仕組みと正しい願い方について解説します。
引き寄せの法則で願望を達成しようとしたとき、途中で妙な事象が起きることがあります。
せっかく願望達成に取り組んでいるのに、以前の自分に戻すような出来事が生じたり、トラブルによって状況が滞ったりと言ったような出来事です。この出来事のせいで引き寄せの法則を止めてしまったり、挫折してしまう人も少なくありません。
これは『引き戻し』や『揺り戻し』といわれる現象です。今回はこの引き戻し・揺り戻しの原理と対策についてお話しします。
最近のコメント