
3ステップで叶える!引き寄せの法則の正しい願い方 引き寄せの法則の手順は「①願う」「②手放す」だけです。しかし①の「願い方」について、わかっているようできちんと理解できている人はあまり多くありません。
引き寄せの法則で「願う」とは潜在意識に落とし込むことです。これが理解できていないと願いを叶えることは難しくなります。
そこで今回は願いの仕組みと正しい願い方について解説します。
■「願う」とは目標を決めること
引き寄せの法則は潜在意識に願望を託すことで、自動運転で願望を達成する方法です。願うことについて、さまざまな引き寄せの法則の本の中で、ある人は「決める」と言っていたり、ある人はより強く「決断する」と言ってもいます。
これは古来の方法であれば(神仏に)「祈る」でも間違いではありませんし、(宇宙に願いを)「託す」でも間違っていません。
いずれにせよ、これらが意味していることは「目標を明確に掲げる」と言うことです。たとえばあなたのお願いがすてきな彼氏を作ることだったり、もしくはダイエットで痩せることだったりするとしましょう。
このとき「年齢はこれくらいで、身長はこれくらいで」とイメージできればできるほど、願いは明確になります。ダイエットでも「ちょっと痩せたい」よりも「3ヶ月後に体重を5キロ落として、前に着れなくなったあの服をもう一度着れるようになる」だと目標は明確です。
これがいわゆる「決める」ことであり、目標を掲げることです。逆にあまりにもフワッと「かわいくなって彼氏が欲しい」であると、願いが明確でないため、潜在意識もどうしたら良いかわからなくなってしまいます。
まずは自分の願いを明確にすること。これが第一のステップです。
■「願う」とは潜在意識に落とし込むこと
願いが明確になったのであれば、次は潜在意識に落とし込む作業となります。これが第二のステップです。
潜在意識に落とし込む方法はいくつもあります。たとえば「感謝ノートに合わせて願望を書く方法」だったり、毎日「アファーメーション」を唱えたり、もしくは潜在意識が働きやすくなる「睡眠の直前にイメージングする方法」だったりします。
繰り返しになりますが願うときのポイントは「目標を明確にする」ことです。目標が明確になっているのであれば、引き寄せの法則でよく言われる「ウキウキワクワクした気分」になります。
これはより正確に言い換えると「リアリティのある未来を先取りした感覚」であると言えます。たとえば自分が太っていたとき、痩せてスタイルが良くなり、着たい服を着て異性からモテているシーンを想像したら、ウキウキしてくるはずです。
このリアリティを伴った感覚こそが、潜在意識を働かせるカギとなります。逆にやりたくもない苦手な科目の試験勉強をやっているシーンを想像しても、なかなかウキウキはしにくいはずです。
潜在意識に落とし込むとは、「やりたいことを明確にする」ことで、「感情を伴ったリアリティある未来を先取りする感覚に浸る」ことなのです。
だからもし願望実現で未来をイメージしたときに、あまりリアリティを感じないのであればそれはあなたが本当に実現したい未来であるか検証したり、修正したりする必要があると言うことです。
これは恋愛でも復縁でも同じことが言えます。
■「願う」とは無意識に行動していること
願うとは、あなたがやりたいことのはずです。やりたくないことを願う人はいません。
そしてリアリティのある幸福な未来を思い描けたのであれば、それはあなたが本当にやりたいことであるはずです。当然それはウキウキして取り掛かることができるでしょう。
引き寄せの法則は特別なものではありません。誰もが日常的に活用しています。たとえばあなたが音楽バンドのファンで、3ヶ月後にライブイベントがあったとします。
あなたは夢中で予約を取り、当日が大雨でも大雪でも嬉々としてライブ会場に向かっていることでしょう。それはあなたが大好きなライブ会場で音楽を聞くシーンをいつもイメージしているからです。
逆にそのバンドが好きでなければ、あなたは目もくれませんし、雨が降ったらお休みするかもしれません。
引き寄せの法則で願望を潜在意識に落とし込むことに成功すると、音楽ライブに行くのと同じように「気づけば行動している」ようになっています。これは見つからない探しものでも、まだ見ぬ彼氏でも同様です。
ただし、これは好きなものを叶える場合です。恋愛をしたいけれど、これまであまりモテなかったとか、辛いお別れをしてどうすれば良いのかわからないと言うシチュエーションで引き寄せの法則を使うときもあるでしょう。
失恋直後などであれば、まずは自分を癒やすことに専念していただきたいのですが、ほんの少し元気があるのであれば、心理学のテクニックの応用で願いを達成する方法もあります。
小さな行動が願いを叶える
苦手なものや不安なものでも、それを克服して願いを達成するには小さく行動することがコツです。
先のたとえでいえば「恋愛経験が少ないけど、恋人が欲しい」と言う人はいることでしょう。こういう場合、その目標について今の自分に何ができるかをまずは考えます。
このルールは3点です。
①「今」できること
②苦にならないこと
③毎日できること
たとえばいきなり婚活パーティや街コンに出られる人であればともかく、気後れしてしまうのであれば、もっと敷居を下げてみましょう。それは婚活パーティを検索するでも、恋愛話がたくさんある女性誌を立ち読みするでもいいです。
でも婚活パーティの検索や女性誌を毎日立ち読みするのもちょっとしんどいかもしれません。そうしたらさらに敷居を下げます。好きな芸能人の画像を毎日検索するでもいいです。それでも大変なのであれば、デートに行くことを想定してお気に入りの服のホコリを毎日払うだけでもいいかもしれません。
ここらへんまでなら毎日できて苦にならないはずです。その代わり、忙しくても風邪を引いても必ず行います。2週間もすれば、次のステップに移りたくなるはずです。
そのときには少し敷居を上げます。先のように芸能人の画像検索でも良いです。いずれにしても苦にならずに毎日できることを繰り返してゆきます。
こんなことに意味があるのだろうかと思うかもしれません。しかし目標が明確であれば、小さな成功体験を積み重ねることで潜在意識は願望実現を驚くべき速度で達成し始めます。やり方が正しければ、約3ヶ月程度で生活が変わったことを実感し始めるでしょう。
逆に目標が高くて難しいものであれば約1年半を見ておくべきです。長い期間に思えるかもしれませんが、苦しくなくて毎日できる一瞬の作業を繰り返すだけな上、潜在意識が自動で動いてくれているのですから、実際には大変ではありません。
誰でもいきなりエベレストに登れるわけではありません。歴史的な登山家でも、苦しみの少ない一歩一歩を積み重ねてゆくことで気づけばエベレストの山頂にたどり着いているのです。
なお、行動するアイテムの一つとして「ニュース23」でも紹介された、すれ違いで検索できる安全度の高いマッチングアプリをご紹介します。女性の利用は無料ですので、通勤・通学などで、引き寄せの法則の合間に試してみても良いかと思います。
正しく願うことで願いは引き寄せられます。良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。
■今回のポイント
・引き寄せの法則はまず目標を明確にする
・潜在意識に落とし込む方法は複数ある
・願望をイメージして気分が良くなれば自然と行動する
・苦手な願望を実現するにはハードルを落としてゆく
・今できる小さな一歩を繰り返してゆく