【引き寄せの法則で恋愛実現】波動を上げるたった一つの方法とは?

引き寄せの法則を学ぶ中で、多くの人は『波動の法則』についても学ぶはずです。『波動の法則』とは「今の自分の人格・精神・感情に見合ったものが引き寄せられてくる」と言う法則です。

 

波動が低いとお互いにイライラするような人が寄ってきたり、思いもかけない事故に遭うなど、単純良いことにはつながりません。一方、波動が高ければ、願ったことがスムーズに実現したり、思いがけずに嬉しいことが起こるなど、毎日を幸せに過ごすことができます。

 

波動を上げて願望を達成することの本質は、実は聖書の言葉である「与えよ、さらば与えられん」に表れています。この記事では、波動の法則の本質と願望実現の方法についてお伝えします。 

 

 



 

■波動の法則とは

 

 

波動はスピリチュアル用語でそれぞれの物体が放っているエネルギーのことです。引き寄せの法則では「感情や人格などが振動するエネルギー」が波動と言われることが多く、そのエネルギーに見合った物事が現象として自分に返ってくることを「波動の法則」と言われています。

 

波動の法則については浅見帆帆子さんがとても分かりやすく説明をしておられます。

 

 

あなたのまわりには、あなたの精神レベルに応じたこと(=あなたが心で考えていることと同じ質のこと)が引き寄せられてきています。

 

たとえば、自分の夢や望みについて楽しく考え続けている人は、その夢を実現させてくれる人、モノ、環境を引き寄せます。夢のことを考えながらも、「所詮かなわないもの」と思っている人は、「夢はあっても所詮かなわないもの」という現実を引き寄せています。

 

夢の実現を50%疑っていれば、50%分足を引っ張られることが起こり、20%不安に思っていれば、20%分、不安に思わされるようなことが起こる……この正確さは驚くほどです。あなたが「それ」を信頼する割合に応じているのです。

 

宝島社 浅見帆帆子著「出逢う力」より

 

 

類は友を呼ぶと言いますが、人はその本質に合ったものを引き寄せます。絵画が好きなら絵画好き同士、格闘技レスラーならやはり格闘技レスラー同士で集まるものです。

 

また波動は趣味嗜好に限りません。私はかつて東南アジアの初期仏教のお寺で出家したことがありますが、あるとき指導僧侶にこのようなことを訊ねたことがあります。

 

「初期仏教では天界(いわゆる天国)と言うものの存在を認めています。またその上には梵天(いわゆる神々)の世界があるとも言います。では、天界に住まう天人や神々と交流することはできるのでしょうか?」

 

すると指導僧侶はこのように答えました。

 

「できます。交流するとはラジオの周波数を合わせるようなものです。ラジオは周波数を変えれば、ニュースだったり、音楽だったり違うものが流れてきますね。同じように自分の精神性を天人と同じ周波数にしたり、神々のそれに合わせられるのであれば交流することは可能です」

 

私はこのお話を聞いたとき、「波動の法則に似ているな」と胸の内で思いました。

 

波動(周波数)を合わせてそのような精神性になれば、天上の世界に住まう天人や、それをさらに超えた神々とすら交流できるのです。それならば日常に起こるさまざまなできごとを良いものに変えたり、理想とする人に出逢うことはけっして難しいことではありません。

 

では、この波動を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

■波動を上げるたった一つの方法

 

 

波動を上げる方法については、引き寄せの法則の本を書いた著者たちがさまざまに述べています。

 

たとえば引き寄せの法則の大家であるエスター・ヒックスは、スピリチュアルガイドであるエイブラハムから「愛と感謝が最も高い波動である」と伝えられました。また他にも波動を上げる方法として次のように述べている方々もいます。

 

物事をポジティブに捉える
ピンクの波動を出す
ウキウキワクワク過ごす
感謝の心を持つ


・etc

 

どれも似ている感じはしますが、しかしどれも少しずつ内容が違っています。引き寄せの法則は元々欧米圏で始まったものであり、欧米圏で最も信仰されているキリスト教の聖書にはこのような言葉があります。

 

『与えよ、さらば与えられん(ルカによる福音書 6:38)』

 

波動を上げる唯一の方法とは、願っているものが恋人であれ金銭であれ、自分が何かを求めるのであれば、その思いをもって周囲の人に与えることです。この波動が巡り巡って自分に返ってくることを指しています。

 

では、与えるにあたってはどのように与えることで波動を上げられるのでしょうか。

 



 

■正しく与えるとは?

 

出逢いと恋

 

与えることで願いが叶う。そうは言っても誰に、どうやって与えれば良いのでしょうか。

 

引き寄せの法則ではよく「願った後は願いを忘れる」と言います。言い換えると、願った後はもう目の前のことにひたすら専念すると言うことです。これは願望を潜在意識に落とし込むこと以外に、与えることの本質も表現しています。

 

目の前にあることに専念するとは「私は今、目の前にいる人に何を与えてあげられるのだろう」と真剣に考え、その人の願っている言葉だったり、愛情だったり、ときには物品などを、見返りを求めることなく、与えてゆくことです。

 

もちろん与えることで自分の人生を大きく毀損する必要はありません。たとえば恋愛を求めているのであれば、まずは失恋した友人の恋愛相談に乗ってあげたり、異性の友人を紹介してあげたりすることはできるはずです。もしそれができなくても黙って傍にいてあげることはできるでしょう。

 

金銭であれば、お金に困窮していたとしてもコンビニで買い物をしたときの少しばかりのお釣りを募金箱に入れるくらいはできるはずです。アフリカの飢えた子どもから見返りが欲しいとは思わないはずです。

 

この喜んで与えることの波動こそが、実は幸運の道のりを拓くカギであり、願望達成のための唯一の手段であると言えます。

 

■与えることの向こうにあるもの

 

 

キリスト教の新約聖書やユダヤ教の旧約聖書では、神の言葉として「自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい」と繰り返し述べています。

 

これはスピリチュアルで言うところの「ワンネス」や、仏教の「自他一如」「不二」などに共通する一つの境地です。

 

引き寄せの法則を使いたいと願うとき、多くの人は最初に欲しいという思いがあるはずです。しかしそこから与えることに意識を切り替えてみましょう。何もないと思っていた自分に与える力があることに気づきます。

 

そして与えたことは巡り巡って思いがけないかたちであなたの願望の実現はもちろん、望外の喜びをももたらすことにもつながるでしょう。

 

なお、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。

 



 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・波動の法則とは自分の人間性に見合った物事が起きる法則
・波動を上げることで運気を上げ、願望をスムーズに達成できる
・波動の本質とは、与えることにある
・正しく与えるとは、今目の前にいる人や事柄の求めることに応えること
・正しく与えることで高い境地に到達し、願いを達成することができる

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