■『弱り目にたたり目』は本当のこと
こんにちは、しろです。
「ああ、運が悪いなあ」「どうしてわたしばっかり」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
「運」というものは目に見えないものだから、一概に「こう」と言い切ることはできません。
たとえば物事は捉え方次第という人もいますよね。
「今日、雨が降って残念だけど、これまで乾燥続きだったと思えばたまの雨の日も良いものかも」とか「風邪を引いてしまったけど、会社を休めてラッキー」というような考え方です。
でも、いきなり交通事故に遭って入院したとか、大好きな恋人にフラれしてしまったというような大ショックな出来事だと、それを良いことと捉えることはなかなか難しいものです。
今回は普通に考えて「嬉しいこと」「楽しいこと」「良いこと」を運が良いこと。
逆に「悲しいこと」「悔しいこと」「苦しいこと」を運が悪いことと捉えると、実はこれらは偏る傾向があります。
俗にいう運気が良いとき、悪いときというものは存在するのです。
今回はこれらについて考えてみましょう。
■運気は統計で考えられる
ここにサイコロがあったとします。
1・3・5の奇数が「運が良いとき」、2・4・6の偶数を「運が悪いとき」と考えてみます。
サイコロを1万回振ったら結果はどうなるでしょうか。
サイコロで偶数・奇数が出る確率はそれぞれ50%ですから、サイコロを振れば振るほど結果は50%に限りなく近づくはずですね。
この50%という結果自体は間違っていません。
ただ、不思議なことに1・3・5の奇数が出るときは何百回も奇数が出やすくなり、偶数が出るときは何百回も偶数が出やすくなります。
つまり、「運が良いとき」はカタマリとなって運の良い時期が連続し、「運が悪いとき」が始まるとカタマリとなって運の悪い時期が連続するのです。
■「運が悪いとき」は占いの考え方が参考になる
サイコロを1万回投げた回数を一生の運の総量と考えると、一生の運の良し悪し自体は限りなく50%、つまりプラスマイナスゼロに近づきます。
しかし先に述べたように「運が悪いとき」は重なりやすくなります。
たとえば10代のときにとても嫌な思いが何度も起こったという人であれば、こういうときには占いの対処法は参考になります。
算命学や四柱推命などで言われている、いわゆる運気が悪い時期の対処法は『新しいことを始めない』と言われています。
たとえば結婚や転職など、人生の新しいスタートになるようなことはしないようにする。
逆にもし会社が倒産などしてしまったのであれば、その流れで腰掛け程度に転職は考えるというようなものです。
この考え方は要するに「欲」を出さないということです。
ギャンブルでいえば自分がサイコロの偶数にベットすれば、高確率で奇数が出るという事態が頻発しやすいからです。
逆に「ボランティア」や「お墓参り」というような自分の精神的な基盤や生き方に目を落とすようなことであれば、不運を回避しやすくなるといわれています。
■明けない冬はない
「今、運が悪いな」と考えている方、人間は悪い出来事が3回連続で続くと「運が悪い」と捉える傾向にあります。
そういうときには一度仕切り直しをして、心を落ち着けてみましょう。
そして新しい出来事が仮にダメになっても気にしないことです。
明けない冬はけっしてありません。
逆に一度芽が出始めると、そこから先は爆発的に運が開いてゆきます。
まずは今の自分の状況を見回し、自分は運が良いと強く念じながら春の訪れを楽しみに待ってください。
良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。
■今回のポイント
・運が良いとき、悪いときは存在する
・運はサイコロの目のように偏って存在する
・良い時期は良い出来事が連続するが、逆もまたしかり
・悪い時期は占いの考え方を参考にする
・運が悪い時期は新しいことは始めない
・自分は運が良いと念じながら運が巡ってくるのを待つのも大切
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