■失恋・復縁でどうしようもないときには



悩み


失恋というのはとても辛いものです。

人生において一番辛いのは身内が亡くなったときであり、二番目に辛いのは離婚であると言われています。

そうなると三番目に辛いのは、失恋ではないでしょうか。

それが片思いであっても同様です。

そして本当に好きな人に振られた直後というものは、ただひたすらに辛い日々が待っています。

こういうときにはまず自分をいたわることです。他のことや他の人のことはさしおいて自分を優しくいたわってあげることを最優先してください。(詳しくは「失恋、サイレント期間中は『自分コンシェルジュになる』に書いてあります。)

しかし、それ以外なにもできない日々を過ごすというのはやはりとてもしんどいものですよね。

では、こういうときに自分の気持ちを楽にする方法はないのでしょうか。



■笑顔は失恋の特効薬

笑顔2


失恋の直後はとにかく悲しくて辛い日々が待っています。

泣き濡れて毎日を過ごしている人も中にはいるのではないでしょうか。

そのときの対策法の一つは「大失恋・一瞬で心を軽くするには」にて書きましたが、相手の悪い点、きらいな点を列挙することです。

恋愛感情というものは自分の内面にある理想の異性を相手に投影しているものです。

だから恋愛を始めて3年が経ち、5年が経てば相手の悪い面もくっきりと見えてきます。

しかし恋愛感情に呑まれている間は、相手を一人の個人ではなく、歪んだレンズを通じて「理想の異性」と見立ててしまっているわけです。

相手のきらいな点を書くと、その歪みが次第に治ってきます。つまり、出会う前や出会った直後の、限りなく他人に近い知り合いへと戻ってゆくのです。

恋心が醒めるといえばわかりやすいかもしれません。

そしてもう一つは「笑顔」です。

これはカリフォルニア大学の実験で立証されましたが、失恋で辛いときには無理やりにでも笑顔を浮かべましょう。

10分間笑顔を浮かべると脳は「ああ、今楽しいんだ」と錯覚し、脳内に快楽や穏やかさ、楽しさにまつわるさまざまなホルモンを分泌し始めます。

失恋しているときにはこれらのホルモンがとくに欠乏しているため、ずいぶんと気持ちも楽になるでしょう。

辛いときには「笑顔」です。

多少ゆがんでいても構いません。

辛いときには無理やりにでも10分間笑顔を浮かべること。

先の方法も兼ねれば、今辛い気持ちも大分楽になるはずです。

■『それ』は遠い遠い小さな出来事



ピラミッド


もうひとつ、心理学を使ったテクニックをお伝えしましょう。

今、あなたの心の中はきっとあの人のことでいっぱいのはずです。

まず好きなだけ思い続けてください。

でも、数十分か数時間に一度くらい、ふと心がそこから覚めるときがあるはずです。

そのとき、ぜひ想像してみて欲しいのです。

あなたは手のひらに小さな砂粒を載せて、それを夢中で覗き込んでいました。

砂粒の中には、あの人との思い出が詰まっています。

あなたは必死の思いでそこに目を凝らしていたのです。

でも、ふと目を上げてみたらそこは砂漠。

数え切れないほどの無数の砂粒が重なり合って果てしなく続いています。

あなたはそのひと粒を覗き込んで「つらい、くるしい、せつない、さびしい」と嘆いていただけ。

しかし「砂粒(その人)」から目を上げてみると、あなたが気にしていた「その人」以外の、圧倒的に広い世界があることに気づくでしょう。

ほかにも砂粒はいくらでも、どこにでも果てしなくあり、それぞれに無数の思いが詰まっているのです。

そう。

あなたが手のひらに載せているその思い出は、数え切れないほどの物語のほんのひとかけらなのです。

これは「ジェネリック・ユー」という心理学の手法を応用したものです。

失恋でつらいとき、ときどきこれをしてみると、あなたの心の重荷がすっと軽くなっていくことでしょう。

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

■今回のポイント

・失恋は人生の中でも3本指に入るほど辛い気持ちになる
・失恋直後はまずは自分をいたわる
・辛い気持ちになったときには「相手の悪い点」を列挙する
・笑顔を浮かべると脳が錯覚し、気持ちが楽になるホルモンを分泌する