■恋愛マニアとは?

heart_multiple



恋をするのはとてもすてきなことです。「あの人すてきだな」と見初(そ)め、仲良くなって恋人になれるのは人生の中でもとても幸せなことですよね。


一方で世の中には恋愛マニアと呼ばれる人たちがいます。絶えず新しい恋人を作っては相手に夢中になったり、仕事も学業もおろそかにして、生活のあらゆる面が恋愛を中心に動いていたりする人たちのことです。


今お相手がいないのであれば「出逢いが欲しい」というのは自然な思いです。誰でもそう言う思いはありますよね。


そのような思いは、ある程度は許容されますが、頭の中が恋をすることだけでいっぱいであることはあまりおすすめできません。とくに引き寄せの法則を扱う上でそのような考え方は両刃の剣になりかねません。


今回は恋愛のみで人生が回っているような恋愛マニアについてお話をします。


■恋愛マニアが失敗するわけ

寂しさ3


引き寄せの法則の大原則の一つに「似たような精神的なレベルの人やモノを引き寄せる」と呼ばれるものがあります。俗に「波動の法則」とも呼ばれるものですね。

このような人が引き寄せの法則を使えば、同じようなレベルの人を引き寄せます。たとえばあなたが絶えず恋人をとっかえひっかえしていたとしましょう。そのような人が「運命の相手と会いたい」と引き寄せの法則で願ったとするとどうなるでしょう。


あなたにとって運命とも思えるような相手は現れるかもしれません。少しの間、恋人気分を満喫もできるかもしれません。しかし、あなた自身が今までやってきたことはどうだったでしょうか。つまりお相手も相応なのです。当然、ご想像通りの結果になります。


また、恋がしたい思いが強すぎて朝から晩まで恋をすることだけに夢中になっている恋愛マニアも同様です。今の精神的なレベルはそのままで、ただ、出逢いたいと強く願うと、大抵は不安や不足感が無意識に焼き付けられるため、願望は叶いにくいです。


一方、恋に恋する乙女のような人であれば案外すんなりと叶ってしまうことがあります。ただし、自分の生活もおろそかにしているような恋愛マニアの前に現れるのは、やはり相応のお相手です。


そのような人はお互いに相手への配慮ができておらず、自分の恋心を充たすことだけを中心にお付き合いを始めます。するとこれまでは想像に過ぎなかった現実的な生活のすべてがお相手を中心に回るようになってしまうのです。


たとえばお相手から呼び出されたら、夜中だろうが遠方だろうが夢中で駆けつけるような生活を送ることになってしまうかもしれません。逆にお相手が気になるあまり、相手の都合も構わずに3分起きにラインを入れてしまうようになるかもしれません。


こうなるとお相手かあなたか、もしくは両方がダメンズ&メンヘラさんの関係になってしまうでしょう。社会から目を背けて恋愛にだけのめり込んでしまう人生になると、遠からず結果は返ってきます。


お相手がまともな人であれば去ってゆく
でしょうし、そうでなければ二人ともにまともな社会人としては認められず、周囲からは総スカン。すぐに生活に支障をきたし、それを目先のアルバイトなどで穴埋めしながら恋愛を続けるため、ついには一般的にいわれる幸せな人生とはかけ離れたかたちになってしまうことでしょう。


恋愛マニアとは恋心の奴隷です。奴隷であるあなたは、恋愛という主人を手に入れることはけっしてできません。自分が恋心をコントロールできる恋愛の主人にならない限り、たとえ良い出逢いがあっても、その恋愛は必ず失敗します。


言い換えるとこれらは恋愛マニアとは「自分軸」に立っていない人です。相手に配慮しない人も、相手のことしか考えられない人も、結局は自分の欲望や妄想に振り回されているだけなのです。現実と釣り合うレベルで自立ができていません。


では、そのような人が自分の願望を叶えるためにはどうしたら良いのでしょうか。


■願いを叶えるための考え方とは

談笑



そもそも願うというのは、今の自分では手が届かないワンランク上(2ランク上かも、3ランク上かもしれませんが)の欲望を満たしたいという思いから来ていることがほとんどです。


自分という器がコップ一杯分しかないのに、洗面器一杯分の願望が来てもすぐに溢れてしまいます。願いを叶えるためには、願いの大きさに合った器を持つ自分にならなければなりません。


そして引き寄せの法則は、恋愛に限っていえば「自分を変える」ものです。復縁を願った途端、今まで冷たかった相手が急にあなたを求めてくるということはまずありえません。


なぜならあなたの潜在意識が動かせるのはあなた自身だけだからです。あなたが運命の相手を願えば潜在意識は運命の相手を見つける作業まではしてくれるでしょう。しかし、相手の人間性を変えることはできないのです。


だから出逢いであれ、復縁であれ、運命の相手探しであれ、引き寄せの法則で恋愛を叶えたいと願うのであれば、お相手と親しく付き合っているイメージをするだけでは不十分です。お相手と釣り合うほどに理想となったあなた自身のイメージを想像することが求められます。


恋人をとっかえひっかえしてきたあなたを、ある日現れた理想の恋人が一途に愛してくれるでしょうか。言ってはなんですが、まんがやゲームの登場人物でもない限り、そんな人はちょっと危ない人としか思えません。むしろあなたの方が長続きしないかもしれません。


また全然なかなか出逢いがなく、夢中でのめり込んでしまいそうな人は、その後、長くお付き合いができるでしょうか。炎のように燃え上がって一瞬で燃え尽きたい人でない限り、相手を信じたり、一人の人間として接する気持ちも必要なのではないでしょうか。


理想の相手をイメージしてウキウキワクワクする気持ちはわかります。しかし引き寄せの法則を心理学の観点から見つめると、本当にウキウキワクワクすべきは「理想として思い描く自分」なのです。そしてそんな理想のあなたの傍らにいるのが、運命に思えるほどにレベルの高いお相手なのです。


このイメージがしっかり整ってくれば、理想の自分となるために、自分が今何をすべきかが少しずつ見えてくるはずです。理想の自分を常にイメージし、そこに向けてレベルを上げてゆく。その日々を続けてゆけば、遠からずすてきなお相手は自然とあなたに引き寄せられてくることでしょう。


良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。



■今回のポイント

・恋愛マニアは頭の中がいつも恋愛一色
・恋愛マニアの恋は破綻しやすい
・恋の奴隷になるのではなく、恋を自分のしもべや友人にする
・自分が主体であり、恋は生活の一部である意識を持つ
・出逢いのイメージを持つのであれば、理想の相手に見合った自分を常に想像する