【運を上げる】運が悪い!良い運気を引き寄せるための3つの方法

アファーメーション

 

「なんだか運が悪いなあ」「どうも最近ツイてないなあ」と思っている方はいらっしゃるはずです。

 

運は波に似ています。上がったり下がったり、良いとき悪いときを繰り返します。恋愛で言えば運命の人と恋に落ちたり、いわゆる「モテ期」が到来したりするのは運の良い時期です。

 

一方で失恋をしたり、出会いに恵まれない期間が続いたり、離婚したりした時期は運が悪いとき、停滞しているときといえるでしょう。

 

運の上下は誰にでもあります。一方で世の中には大きく悪いできごとに遭遇せず、どちらかといえば「ツイてる」と思える人も実際に存在しています。このようなツイてる人は、いわゆる「運が悪い人」とは何が違うのでしょうか。

 

この記事では運気の仕組みと、悪運を避ける方法、そして運気を刷新して良くする方法についてお伝えします。

 

 

 

■【心理学】そもそも運の良し悪しとは?

 

運の良い人

 

突然ですが、コイントスをしてみてください。もしあなたが3回連続で裏表の選択を当てたら「運が良いな」と思うはずです。逆に3回連続で間違えたら「運が悪いな」と思うことでしょう。

 

これは行動心理学では「スリーセット理論」と呼ばれており、人は出会った人や物事を概ね3回で印象づけるというものです。

 

運が良い、悪いと私たちはよく口にします。デートの日に快晴だったら「運が良い日」と思うかもしれませんし、お財布を落としたら「なんて運が悪いのだろう」と肩を落とすかもしれません。

 

運が良いとは簡単にいえば「自分にとって嬉しいこと、良いこと、利のあること」です。逆に運が悪いとは「自分にとっていやなこと、悲しいこと、苦しいこと」です。そしてそれが複数回繰り返されれば、脳は勝手に「運が良い」「運が悪い」と判断します。

 

・運の良い人とは?

 

イギリスの心理学者、リチャード・ワイズマンは、いわゆる「運の良い人」と「運の悪い人」数百人を対象に、実験と取材を繰り返して「運の良い人」とはどのような人かを科学的に検証しました。

 

その結果、運の良い人とは、一言で括れば「前向きな性格の人」であると述べています。

 

たとえば恋愛であっても、告白して成功することを考えている前向きな性格の人と、不安で告白できない後ろ向きな性格の人がいたとします。

 

後ろ向きな性格の人が恋愛に失敗したら、落ち込んで立ち直れないかもしれません。しかし前向きな性格の人がもし告白に失敗してしまい、一時期落ち込んだとしても、今度はその失敗をポジティブに捉えてまた立ち直り、次の告白に活かすことができるでしょう。

 

さらに言えば、前向きな性格であれば周囲の知人たちも良い異性を紹介してくれたり、また異性から好印象を持たれるため、結果的に成功率に大きな差が生まれるのです。

 

とは言え、世の中には病気や事故のような避けがたい理不尽も存在しています。今、現実に人生の試練のようなできごとに遭遇している人もいることでしょう。そこで次の項目では悪い運気を上げて、良い運気を引き寄せる方法について説明します。

 

 

■【スピリチュアル】悪い運気を上げるには

 

運気を上げる

 

運が悪い時期とは一言でいえば「思い通りにならない状況」が続いている時期のことです。では思い通りにならない現状を脱却するにはどうすれば良いでしょうか。

 

「運が悪い」と思っている時期から脱却する方法は3つあります。

 

①波動を上げる

 

波動とは自分の感情・人格・思考のことです。引き寄せの法則や運気に関して多くの著作を出しているエッセイストの浅見帆帆子さんはこれを「精神レベル」と上手に表現しています。

 

「類は友を呼ぶ」の言葉通り、人は自分の精神レベルと似た人・モノ・環境を引き寄せます。運気が悪いと感じているのであれば、やはり運の悪い人や場所に入り浸っているのではないでしょうか。

 

・視点を変えることで波動が変わる

 

いつも人を恨んで文句ばかり言っている人と、いつも周囲に感謝と愛情を持って接している人とでは、どちらが周囲に好かれるでしょうか。

 

たとえ雨降りの日であっても「いやだなあ」とふてくされるよりも、雨の日ならではの楽しみ方を知っている人の方がずっとすてきに思えるはずです。

 

波動を上げる基本は感謝の心。そのためのレッスンとして「感謝ノート」を作ることをおすすめします。

 

感謝ノートとは「その日にあった良い出来事を3つ箇条書きにする」だけのシンプルなものです。感謝ノートは認識を変える方法であり、心理学的にも効果が抑うつの改善や幸福感の増加に効果があるとされています。

 

幸福感のある日々を送ればこれまで灰色だった世界は次第に輝きを帯びてきて、また、その幸福の波動に合った人や環境が次第に引き寄せられてくるようになります。

 

 

②与えることの幸福を知る

 

波動を上げて運気を良くするためのもう一つの方法は「与える」ことです。

 

仏教のお坊さんは托鉢をする際に「貧しい人のところに行って托鉢をしなさい」と教えられます。

 

なぜなら貧しい人がお坊さんに食べ物やお金を施したとすると、普段は食べるお金にも困っているはずの彼らが「あれ、自分には施しをするくらいの余裕があるじゃないか」と思えるからです。

 

今まで「自分にはお金がない」と思っていたのに、お坊さんに施しができることを実感すると人は「私にはお金がある」と視点がひっくり返ります。

 

「ある」と思ったそのときから、これまで不足感に満ちていた貧しい人たちの波動は、お金が「ある」という満たされた波動に変化します。これにより、お金はお金を引き寄せ始め、お金の問題は解決を始めるのです。

 

これは恋愛であっても同じです。「出会い!」「復縁!」と願う気持ちはわかりますが、ときにはその気持ちを傍らに置いて、出会いに困っている友人の相談に乗ったり、自分の経験をシェアしてアドバイスしてあげてみると、それによって波動が変わります。

 

結果、これまでうまくいかなかった恋愛の問題が解決を始めるという流れに運気が変わり始めるのです。

 

困ったときには困っている内容について、人に与える。これは遠回りのように見えて、波動を上げて問題を解決しやすい引き寄せの法則ならではのテクニックです。

 

 

③変化を作って波動を上げる

 

世界的な経営コンサルタントである大前研一さんは、人間が変わる方法について、

 

・時間配分を変える
・住む場所を変える
・つきあう人を変える

 

の3つしかないと言っています。

 

A 時間配分を変える

 

今、運が悪いと思っている人は自分の一日の生活を見直してみましょう。好きなことばかりをしていたり、やりたくないことばかりをしているのではないでしょうか。

 

たとえばスマホやゲームばかりをしているのであれば、スマホやゲーム機を思い切って隠してしまうのも手です。それによって優先順位が変わってくるため、次第に生活が変わり、ひいては運気も波動も変わってくることでしょう。

 

B 住む場所を変える

 

激務のブラック企業や水商売に勤めながら「運が悪い」と思っているのであれば、それは環境が悪いためです。その環境から脱皮することで運気を一変させることができるようになります。

 

とは言え、生活のためという側面ももちろんあるはずですから、そのようなときには休みの日にいつもと違った環境に身を置いてみるのも一つの手です。

 

ブラック企業に勤めているのであれば丸の内のオフィス街の喫茶店で、多くの人がどのような感じで働いているのか窓越しに眺めてみるのも良いでしょう。水商売で刺激的な日々を送っているのであれば、お寺や教会のような静謐な空間に赴いて、聖職者から話を聞いてみるのも波動を整えることにつながります。

 

C つきあう人を変える

 

これは最も効果的です。そもそも人の悩みとは「お金・健康・人間関係」の3つしかありません。この中で一番頭を悩ませるものが人間関係の悩みです。悪い人間関係から離れればそれだけで運気は変わります。良い人間関係を作れればなおさらです。

 

そこで次の項目では、人間関係の中でもとりわけ運気を引き下げる、注意すべき人について説明します。

 

 

■要注意!運気を落とす人間関係とは

 

あなたの運を落とす人もいる

 

 

あなたの現在の人間関係を思い返してみてください。あなたのやる気や元気を吸い取ったり、足を引っ張ったりする人がいるのではないでしょうか。

 

たとえばそれは横柄な態度の人だったり、大して好きでもないけれど、だらだらと付き合いを続けているパートナーだったりするかもしれません。しかしそのような人間関係を続けると悪い運気からいつまでも脱却できません。ここでは関わるべきではない運気を落とす人について説明します。

 


・【運気が落ちる】関わってはいけない6つのタイプ

 

① 横柄な人、批評・批判が多い人

 

批評や批判が多い人というのは「だからあなたはダメなんだ」などと、平然と人を非難してきたり、上から目線で命じてきたりする人です。

 

こういう人の言葉を真に受けると、自分の価値が大きく下がります。そしてまた潜在意識に「自分はダメなんだ」というセルフイメージを植え付けられてしまいます。

 

こうなると相手の奴隷のようになってしまいます。また恋愛においてもせっかくチャンスが巡ってきたにも関わらず、こう言う人が一方的に恋愛について非難してきたり、待ったをかけてきたりするとなかなか次の一歩を踏み出すことができなくなってしまうのです。

 

② 自分は悪くないを繰り返す人

 

何か問題を起こしても「自分は悪くない」と平然と言い切る人がいます。これは精神医学でいうところの「自己愛性パーソナリティ障害」や「サイコパス」に多いタイプです。何か問題を起こしても、自分だけは悪くないと心から思い込んでおり、むしろ逆ギレして「あなたが悪い」などと大声で責任転嫁をしてきます。

 

このようなタイプは自分の欲望にのみ忠実で、目的の達成のためなら人を平然と利用します。つまり、あなたの労力や優しさ・思いやりなどを平気で搾取してくるのです。またそのようなことをしても「自分は特別」という思い込みのため、まったく罪悪感を感じない特徴があります。

 

もし今このようなタイプと関わっているのであれば、できるだけ早めに縁を切るべきです。彼らは縁を切られると「利用価値なし」と判断してすぐにその場を去ってゆきます。逆にズルズルと関わり続けるとあなたは次第に疲れてきてやがて身動きも取れなくなってしまうでしょう。

 

③ 口ばかりの人

 

やるやる言っておいてさっぱり着手しない人間や、一度言った前言を平気でひっくり返すタイプです。また、あれやってこれやってというような依存体質の人間もいます。

 

この手の人間にはなるべく甘い顔をしないことです。かわいい性格や優しい性格で依存体質の人はたくさんいますが、それに関わるとひたすら振り回されます。

 

あなたがお世話を焼くのが好きであれば多少は楽しめるかもしれませんが、このようなタイプは一度甘やかすとどこまでもつけあがってきます。

 

もし関わるのであれば自分できっちりと線引きをするか、相手が自立するように突き放すかどちらかの態度が求められます。

 

④ 閉じた人間関係を続けている人

 

これはたとえば「東京タラレバ娘」に登場するような人たちです。波動の法則で説明したように類は友を呼びます。モテる女性はモテる女性同士で仲良くなりますし、モテない女性はモテない女性同士で仲良くなるものです。

 

結果、モテない女性同士のモテない女子会を繰り返しがちです。そうなるとやがては「男なんて関わらないでいいや」と言った流れになってしまうのではないでしょうか。

 

これは自分の成長を否定する環境に身を置いていることを意味しています。恋愛はなにも楽しいことばかりではありません。傷つくこともたくさんあります。

 

恋愛を望むのであれば真正面から臨む勇気は必ず求められます。また恋愛に失敗したり、破れて傷ついて、悩んで立ち上がって成長します。

 

しかし閉じた人間関係ではその殻を打ち破ることができません。モテない女子会に属する人たちは悪い人たちではありませんが、ぬるま湯に浸かっていてはいつまでも成長できないのも事実です。

 

もしモテない女子会などに顔を出し続けているのであれば、その付き合いは考え直してみることも大切です。

 

⑤ 運気が悪い人

 

これも類は友を呼ぶ面がありますが、運が悪いときには運が悪い人やどこかおかしな人が引き寄せられてきます。

 

暗い気配や考え方は身近な人に伝染します。これを精神医学では「感応精神病」と呼びます。

 

優しい性格であっても妙に暗い気配を漂わせていたり、絶望感や悲しみに打ちひしがれていたりするような人と関わると、自分の運気のみならず、相手の悪い運気もかぶってしまいかねません。特に親しい間柄になるほどそれは顕著です。

 

もちろん運が悪い人に悪気があるわけではありません。誰にでもそういう時期はあります。ただ、自分自身も今、運が悪いと思っているのであれば、お互いのやり取りはラインや電話程度に留めておくのが無難です。

 

⑥ 第一印象で目や雰囲気、言動などに違和感がある人

 

人間関係で運気を下げないための最も重要なポイントです。

 

第一印象で目つきや雰囲気にうっすらとでも違和感を感じたのであれば、その人がどれほど魅力的でも近寄らないことです。

 

第一印象とは直観です。そして潜在意識による直観の精度というものは、自分の意識よりも圧倒的に正しいものです。

 

たとえば目の奥が山奥の不気味な淵(ふち)のように真っ暗だったり、笑顔なのに目にうっすらとミラーを貼っているような冷たい光を放っている人がいます。

 

そういう人は得てして妙な魅力があるものです。しかし何かがおかしい人は、どれほど魅力的でもやっぱり内面が壊れています。また本物の悪人も存在します。

 

違和感のある人と関わると本来歩めるはずだった人生が崩壊しかねません。そして一度瓦解した状況から再起するには何年もの時間を要します。とくに運気が低迷している時期には不思議とおかしな人間がふらりと現れるものです。

 

第一印象や気配になにか違和感を感じたり、いやな予感がするのであれば、どんなに魅力的な提案をされても必ず回避するように心がけましょう。

 

 

 

 

■運の悪い時期とは最高のチャンスの時期

 

 

運が悪いときこそチャンスのとき

 

 

今、孤独を感じている人はいるでしょうか。運気の変わり目になると人は孤独になりがちです。なぜならあなた自身が変化していることで、今までの人間関係が終わりを告げているためです。

 

孤独は楽な感情ではありません。寂しさに襲われることもあるでしょう。しかし、人生を低迷させている厄介な人たちと、いつまでもダラダラ関わり続けるよりは、今現在、孤独であっても自分のやるべきことに着手している方が、将来的には大きな幸せにつながります。

 

・運の悪い時期の教科書「菜根譚」

 

私自身、過去を振り返るとあらゆる面ですべてがうまくいかず、苦しみ悩んだ時期が何年間もありました。またその時期に関わった人たちは、悪意のある者はもちろん、善意でやったことが最悪の結果を招いたことも数え切れないほどです。

 

そんなある日、私は“菜根譚”と言う本に出会いました。菜根譚は16世紀の中国で書かれた人生訓であり、古来より多くの偉人に愛されてきた名著です。

 

 

「菜根譚」は、明代末期に優秀な官僚として活躍後、政争に巻き込まれ隠遁したと推測される人物、洪自誠(こう・じせい)が著したものです。前集222条、後集135条の断章からなり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いています。

 

「菜根」という言葉は、「人はよく菜根を咬みえば、すなわち百事をなすべし」という故事に由来。「堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる」という意味です。

 

辛酸をなめつくした洪自誠が「人は逆境において真価が試される」という思いをこめてつけたと考えられています。

 

(出典:NHK

 

 

「苦しい状況」というものは必ずしも悪いものではありません。むしろ自分の人格を磨き、魂を成長させるすばらしいものなのです。

 

今、あなたが孤独でも心配する必要はありません。人間関係を刷新するということは、悪い状況を断捨離するようなものだからです。何かを捨てればそこにスペースができます。そうすればそこには新しいものが自分から自然にやってきます。

 

もし捨てたものが過去の恋人であるなら、空いた傍らに現れるのは成長したあなたにぴったりのすてきなお相手です。また捨てたものが業務であるなら、そこにはあなたが望んでいた新しい職場が現れることになるでしょう。

 

悪い人間関係を思い切って手放す。今、運気が低迷しているという方はぜひ試してみてください。

 

なお、失恋の傷みがなかなか和らがなかったり、失恋うつや孤独感に苛まれて仕事や学業が手につかなかったりするのであれば、苦しみを癒やす方法として、顔を出さずにオンラインでカウンセリングが受けられる病院と違い、事前の予約・通院不要【Unlace】の利用をおすすめします。 の利用をおすすめします。

 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・運気の波はあらゆる人に生じる
・前向きな性格であるほど運気が上がりやすい
・運気を上げるには波動を上げること
・波動を上げるには、①感謝する、②与える、③変化すること
・人間関係は運気を左右する最も大きな要素
・運気を落とす人間を見定めたらすぐに距離を置く
・孤独は運気の変化を表す。現状の努力を続けることで運気は好転する

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