【引き寄せの法則】効果バツグン!『感謝ノート』の作り方

共鳴

引き寄せの法則で願いを叶えるためには「いつもウキウキハッピー」であることが大事と言われています。でも、たとえば失恋中であったら「そんな気分になれないよ……」と思う方が普通ですよね。

 

そんな方におすすめなのが「感謝ノート」です。感謝の気持ちは思いがけない喜びや楽しみから生じる気持ちです。感謝ノートを作ることで、運気を上げたり、ウキウキハッピーな気分になり、引き寄せの法則であなたの恋を叶えることができるでしょう。

 

そこで今回は引き寄せの法則の効果を上げて、毎日を幸福に過ごせるようになるための「感謝ノート」の作り方について説明します。

 

 



 

■「感謝ノート」とは

 

 

感謝ノートは誰でも作れるシンプルなもの。その日に起こった「良いこと」「嬉しいこと」「感謝できること」を記すだけのノートです。

たとえば、


◯月◯日
・空が晴れていました。
・隣の席の同僚がお菓子をくれました。
・電車の席に座れました。
・帰りに寄ったスーパーでお惣菜が半額でした。

 

こんなことでいいのです。とてもささいな内容で良いので、たとえば毎日寝る前に今日あった良い事を記してみましょう。書くのはキャンパスノートなどがおすすめです。

 

目標はまずは3個。もちろん多ければ多いほど良いですが、思い出せなければ3個でも5個でもだいじょうぶです。無理せず気楽にやることが大切です。 

 

数週間も実践してみるとわかりますが、感謝ノートを記してゆくと次第に運気が上がってゆくのを実感できるはずです。言い換えると目に見えて良いできごとが増えてくるのです。

 

良いできごとが増えてくる理由は2つあります。

 

・感謝をすると幸せになれる理由とは?

 

①自分の感情が変わる

 

1つ目は「自分の感情が変わるため」です。アメリカの心理学者マーティン・セリグマンは「その日にあった良いことを3つ書き出す」ことを提唱しました。そして感謝を書き出すことを一週間続けると、うつなどのネガティブ感情が減少し、幸福感が上がることを発表したのです。

 

これは「感謝ノート」そのものですよね。感謝ノートは心理学的にも効果が認められているのです。

 

②波動が上がることで良いものを引き寄せやすくなる

 

2つ目は、感情が良くなれば波動が上がり、その結果、良いできごとばかりが現象となって起こってくるためです。気分が良く、良いことが繰り返される。もちろんそれに伴って感謝の気持ち、ひいては「ウキウキハッピー」な気分に浸れるようになるでしょう。そしてこれは引き寄せの法則の願いを実現しやすくします。

 

でも、どうして「良い出来事」を記すだけで、運気が上がるのでしょうか。次にその理由について説明します。

 

■「感謝ノート」が運気を上げる理由

 

 

なぜ感謝ノートが運気を上げるのか。それには2つの理由があります。


①「ある」に意識が向くため

 

①の「『ある』に意識が向く」ですが、そもそも人は日常生活の中でそれほど絶えず感謝したりはしていません。

 

人間は生存本能から、いやなことや不安なこと、ネガティブなことに自動的に思考が向くようにできています。たとえば失恋直後などは「彼氏がいない」という「ない」気持ち、欠乏感を抱えてしまっています。

 

 

このような気持ちを持ちながら「あの人と結ばれますように」と引き寄せの法則で願ったところで願いはなかなか叶いません。日常で絶えず「私には今、あの人がいない」、「恋人がいない」という欠乏感を持つと、結局はその「恋人がいない」という感情が現実化してしまい、いつまで経っても恋人ができないという悪循環を呼び起こしてしまいます。

 

一方、感謝ノートは「その日に起こった良いことを記す」ものです。実際に起こって感謝したことを記録します。つまり、ささいなことでも「実際にあったできごと」に意識を向けるエクササイズです。

 

これは引き寄せの法則の中でも、なかなか気づきにくいところですが、とても大切なポイントです。必ずしもそれが恋愛に結びつかなくても「私には『ある』んだ」と気持ちが切り替わることで「感謝できるようなできごと」が次第に引き寄せられてくるためです。

 

②「カラーバス効果」で良いものをピックアップするため

 

②の「カラーバス効果」とは、自分が意識したものだけを無意識に選別する心理学の作用のことです。人間の脳は目や耳から入ってくる無数の情報から、自分に必要なものだけを選別しています。

 

感謝ノートをつける作業は、感謝できる良いことに意識を向ける作業です。私たちは日常生活の中でもどちらかと言うと「いやなできごと」や「不安なできごと」に気持ちが向きがちです。

 

でも、感謝ノートをつけることで「良いこと」や「嬉しいこと」、そして「感謝できること」へと気持ちが切り替わります。

 

 

これが実際にどういう作用を及ぼすか。たとえば道ばたを歩いているとき、道路にゴミが捨てられていたとしましょう。これまでのあなたであれば「汚いな、気分が悪いな」と思うかもしれません。

 

でも、感謝ノートをつけて感謝できるものを探す作業を身につけると、道路のゴミには目がゆかず、その上に咲いている花壇の花に自然と目が留まります。そして「なんてきれいな花なんだろう。すてき。感謝」という気持ちになるのです。これはいわゆる「波動を上げる」という行為につながります。

 

同じ目に映る風景でも、感謝ノートをつけるだけで、天国を見るか、地獄を見るか、世界がまったく切り替わるのです。

 

 



 

■感謝ノートの作り方

 

 

感謝ノートの作り方はさまざまですが、基本的には「感謝できることを書く」だけであり、書式などは自由です。個人的にはどこでも気軽に書けて記憶に残るため、キャンパスノートを使うことをおすすめしています。

 

また書き方としては、

 

①実際に起こった良いことを書く


②語尾に「ありがとうございます」をつける。

 

この2点を心がけましょう。

 

たとえば失恋中であっても「今日は少し好みのタイプの男性から声をかけてもらえました。うれしかったです。ありがとうございます」などと書くと良いでしょう。

 

なお、恋愛の願望であっても、必ずしも毎日恋愛について書く必要はありません。感謝ノートの目的は良いできごとだけをピックアップしてゆくことで、これまで抱えてきた欠乏感から「自分は与えられている、持っている」という充足感へと気持ちを切り替え、良い感情で日々を送ることにあるためです。

 

そのため、ささいであっても良いできごとだけを記してゆくことで、自然と波動が上がり、またそれにともなって運気も上がってゆくようになるのです。これは引き寄せの法則でいうところの、いわゆる「ウキウキワクワク」や「毎日をハッピーに過ごす」やり方であるといえます。

 

また、実際に起こった良いこと以外に、ノートの反対側や裏側に未来に起こって欲しい願いを記すというやり方もあります。

 

そもそも書くという行為は潜在意識に落とし込む行為です。みなさんも、子どもの頃、漢字や数式を紙に何度も書いて覚えたと思いますが、感謝ノートは「感謝の気持ち」を潜在意識に落とし込む方法です。

 

そのため、たとえばノートの左側に「今日あった良いこと」を記し、ノートの右側に「願望」を書くとしましょう。そうしたら右側の願いについてはすっかり忘れてしまい、潜在意識に完全に落とし込まれたころ、いつの間にかその願望が実現してゆくことになります。

 

では、最後に感謝ノートの注意点についても記載します。

 

■感謝ノートの注意点

 

 

 

感謝ノートは気楽にやるものです。感謝することを無理に探さなくても問題はありません。ネガティブな気持ちを抱えながら歯を食い縛って「感謝、感謝」と思ってもネガティブな気持ちが顕在化するだけだからです。

 

たとえば雨降りが続いた後、空が晴れたらちょっとうれしいですよね。「雨が止んで晴れ間が広がりました。ありがとうございます」といったような気軽な気持ちでやってみると良い効果を生むでしょう。

 

また、ノートの右側に願望を書くときも欠乏感が生じたりしないように気をつけることが大切です。

 

個人的なおすすめとしては、ノートをつける前の日常生活の中で、なにかちょっとだけ良いことが起きた場合、その気分のまま「他になにかないかな」と思い返したり、周囲を見回したりしてみることです。

 

気分が良いときには気分が良いことが芋づる式に浮かんできます。だからこそ、小さな良いできごとが起こったときには、それをきっかけにさらに感謝できることを、雪だるまを作るようにピックアップしてゆくことを心がけてみてください。

 

なお、感謝ノートはまず21日間やってみることをおすすめします。整形外科医のマクスウェル・マルツ博士は「21日とは物事を習慣化するのに最低限必要な日数だ」と述べています。また行動心理学ではこの習慣化に必要な日数を「インキュベートの法則」と呼んでいます。

 

感謝ノートに挑戦することで、気づいたときには毎日が楽しく幸せになることでしょう。そうして感謝ノートを続けてゆけば、やがて、あなたの傍らには望んでいたようなすてきな人が現れることにもなるのです。

 

なお、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。

 



 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・人は本能的に「いつもウキウキハッピー」とはなりにくい
・感謝ノートは気分を大きく変えて運気を上げる方法の一つ
・感謝ノートによって、人は欠乏感から充足感へと気持ちを切り替えられる
・感謝ノートを潜在意識に落とし込むと、幸福と感謝の気持ちを自然と持てるようになる
・欠乏感が生じないのなら、ノートの右側に願望を書く方法もおすすめ
・無理せず、気楽に行う

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