【出会いと復縁】恋の願いを叶えたい!効果的な波動の調え方

願う

引き寄せの法則を「強く願えば叶うもの」と思っている人は少なくないでしょう。その考え方自体は間違いではありません。

 

ただし、願いを叶えるためには強く願う以前に波動を調えることが先決です。波動を調えずにたとえ引き寄せの法則を試したとしても、願いは叶わないか、ときに逆の現象を引き起こすことさえあるためです。

 

この記事では、恋愛はもちろん、出会いや復縁を叶えるための波動の調え方について説明します。

 

 

 

■引き寄せの法則では、なぜ波動が重要なのか

 

高い波動

 

引き寄せの法則は「願ったものを引き寄せる法則」と捉えられがちですが、正確にいえば「今の自分と同じ精神レベルのものを引き寄せる法則」のことです。

 

自分の精神は周波数のように周囲に放射されます。これを波動と言いますが、波動はラジオの電波で考えるとわかりやすいでしょう。

 

ラジオは同じ周波数のものだけを受診します。クラシック音楽のチャンネルとロックのチャンネルは混じり合いません。同じように、波動も同じ周波数のものだけがお互いに共鳴します。

 

 

たとえばあなたが観葉植物が大好きだったとします。そうすると自然と部屋には観葉植物が増えてきますよね。また観葉植物が好きな友人たちも増えることでしょう。それはあなたがこの現実を引き寄せたからです。

 

逆に不満といら立ちが内面に渦巻いていて、夜な夜な繁華街を徘徊しているような生活であれば、当然、同じ波動のものばかりが共鳴し、相応のできごとや結果が引き寄せられてくるだろうことはたやすく想像できます。

 

人間関係、とくに恋愛において波動の法則を知っておくことはとても大切です。波動が低い、つまり人格のレベルが低い状態だと相応の人しか寄ってきませんし、場合によってはせっかくすてきな人と出会えても相手から嫌われたり、何をやっても空回りという事態に陥りかねないからです。

 

次の項目では、出会いと復縁のために波動をどう使うかについてお伝えします。

 

 

 

■【スピリチュアル】波動の極意と整え方

 

波動の調え方

 

心の中に不平・不満やわがまま勝手ばかりだと波動の周波数も下がります。そうなると周囲も不平・不満やわがまま勝手な人たちばかりが集まってきて、結局お互いにいがみ合うようなことになってしまうでしょう。これは一言でいえば運の悪い状態です。

 

では波動の高い状態(運の良い状態)とはどのようなことが起こるでしょうか。悩んでいた物事が自然と良いかたちで解決したり、思わぬ嬉しい出会いや贈り物に遭遇したり、欲しいなと思っていたものがひょんなかたちで手に入ったりというようなできごとが起こります。つまり、思いがけず良いできごとが起きてくる状態になるのです。

 

どんな人でも運の悪い状態(波動の低い状態)よりは、運の良い状態(波動の高い状態)にありたいと思うはずです。そして実はこの極意は、昔から色々な寓話などで表現されているのです。

 

・木鶏

 

紀悄子という人が闘鶏の好きな王(学者によって説もありますが、一般には周の宣王ということになっています)のために軍鶏(しゃも)を養って調教訓練しておりました。

そして十日ほど経った頃、王が「もうよいか」とききましたところが、紀悄子は「いや、まだいけません、空威張りして〝俺が〟というところがあります」と答えました。

さらに十日経って、またききました。「未だだめです。相手の姿を見たり声を聞いたりすると昂奮するところがあります」

 

また十日経ってききました。「未だいけません。相手を見ると睨みつけて、圧倒しようとするところがあります」

 

こうしてさらに十日経って、またききました。

 

そうすると初めて「まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても少しも平生と変わるところがありません。その姿はまるで木彫の鶏のようです。全く徳が充実しました。もうどんな鶏を連れてきても、これに応戦するものがなく、姿をみただけで逃げてしまうでしょう」と言いました。

 

致知出版社 安岡正篤著『人物を修める』より

 

本人が意図しなくても、周囲が自然と願ったかたちになってくれる。これが願いを引き寄せる上での理想の波動といえます。

 

ただ、願いごとを叶えるための波動としておすすめできるものに「好きなことに没頭する」ことが挙げられます。

 

私の知り合いでライトノベルの作家をしている人がいます。ずっと昔、彼が小説家志望だった頃、作品を読ませてもらったことがありますが、どれも数ページ程度の冒頭部分だけで作品を書ききれていませんでした。

 

そんな彼でも、自分が作家になることを夢見て努力を続けたでしょう。数年後、業界では有名なライトノベルの新人賞で金賞を受賞しました。彼の場合、不安感を持たず、好きな文章をワクワクしながら取り組んでいた結果なのだと言えます。

 

これは波動を扱う上での好例です。

 

恋愛においても「だいじょうぶかな」「うまくいくかな」「こんな私だと……」というような不安感を持っている人は少なくありません。出会いや復縁であればとりわけそのような気持ちが強くなるはずです。

 

もしそのような気持ちになった場合、一度仕切り直して自分がワクワクして夢中になれるかたちで取り組めそうな恋愛のかたちを模索してみましょう。これは自分で「良い感じ」とわかるはずです。

 

では、好きなことをやって高い波動を維持しながら願いを引き寄せる方法とはどのようなものでしょうか。

 

 

■願いを引き寄せるコツは「喫茶店で注文するように」

 

 

引き寄せの法則は磁石のようなものです。それが良いものであれ、悪いものであれ、今の自分に似たものが吸い寄せられてきます。そしてこの引きつけ合う波動を整えながら願いを引き寄せるコツは「忘れること」です。

 

引き寄せの法則ではよく「宇宙にオーダーしたら、後はそれが叶ったことを信じて忘れなさい」と言います。これは執着心を手放して潜在意識の自動操縦に願いを任せることを意味します。

 

そして、引き寄せの法則で願いを託すためのコツは「喫茶店で注文するように」です。あなたが友人と喫茶店に入って紅茶をオーダーしたとします。そうしたら後はもうオーダーしたことなどいちいち覚えていないはずです。紅茶が来ることに気をもんだりしません。注文が届くまでの間、友人と楽しく談笑しているはずです。

 

確信を持って宇宙(潜在意識)に願いをオーダーし、後は楽しく目の前のことに没頭する。

 

引き寄せの法則とは、実はこれだけのことなのです。先の小説家になった友人も、自分が小説家になれなかった場合など想像せず、ただ目の前にある小説を書くという大好きな作業に没頭し続けた結果、願いが叶ったのです。

 

恋愛、とくに出会いや復縁においてもそれは同じ。潜在意識にオーダーした後は現実世界に戻りましょう。今自分にできることを夢中でやる。場合によってはそれは恋愛と関係なくても問題はありません。紅茶を注文した後、ノートPCを広げて仕事をしていても紅茶は届きます。波動を整えるにはこれだけで良いのです。

 

とは言え、失恋後や孤独期間が長いと焦燥感や不安が強くなることは仕方がないとも言えるでしょう。そのときにはまず、自己の内面を満たすことです。リラックスして自分自身をいたわったり、今あるものを思い出して、そこに焦点を当てましょう。

 

 

 

なお、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。

 

 

必ず満ち足りた未来がやってきます。

 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・強く願えば、必ず叶うわけではない
・波動の法則とは、今の自分に似たものを引き寄せる法則
・引き寄せの法則で願望を叶えるには波動を整える必要がある
・願いは喫茶店で注文するように宇宙に気軽に願う
・出会いや復縁で不安があったら、今夢中でできることに取り組む

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