【引き寄せの法則】執着心を手放すための3つの方法

与える

せっかく引き寄せの法則を試してみたのに願いが叶わなかったという人は少なくありません。恋愛の場合、願いが叶わない原因で最も多いものが「どうしてもあの人とおつき合いしたい」という執着心によるものです。

 

執着心は引き寄せの法則の邪魔をします。では、この執着心を消すにはどうしたら良いでしょうか。今回は執着心をなくす「手放し」についてお話します。

 



 

■引き寄せの法則はなぜ叶わない?

 

 

 

引き寄せの法則はシンプルです。現実で叶ったかのごとくにリアリティをもって強く願います。そして願った後は、願いを忘れて日々を楽しく過ごす。それだけでいつの間にか願望が達成するというものです。

 

しかし「言うは易(やす)し」と言いますが、言葉で言われることをそのまま実行できれば誰も苦労はしません。とくに恋愛や復縁の願いを叶えたい人にとって、相手を忘れるというのは至難の業ですよね。

 

問題はその気持ちを捨てない限り、願いが潜在意識に届かずに現状維持が続いたり、場合によっては願いに対する不安な気持ちが現実化してしまい、おかしな現象が生じてきたりしてしまう点です。

 

この気持ちを消すために求められるのが、スピリチュアルで言われるところの「クリアリング」と呼ばれる手法です。引き寄せの法則では願いへの執着心を手放すために「手放し」と言われています。

 

次は手放しの方法についてお伝えします。

 



 

■手放しのための3つの方法

 

 

 

執着心を手放す方法は古来から無数に存在しています。

 

スピリチュアルで挙げると「新月の日に願いごとを書いて、その紙を焼き捨てる」というおまじないがあります。また心理療法の中には、不意の事故で親しい人を亡くした人のためのセラピーとして「辛かった思い出を紙に書いてそれを川に流す」と言うものがあります。

 

いずれにせよ、これらの手放しは大きく3つに分かれます。

 

①信じ切る

 

一つ目は信じ切ることです。信じるではなく、徹頭徹尾信じ切ることです。

 

引き寄せの法則について語っている人の話を聞くと、引き寄せの際に願いを託す対象はさまざまなことに気づきます。「宇宙に願いを託す」と言う人もいれば「神さま(仏さま)に任せる」と言う人もいます。

 

任せる対象が潜在意識でも宇宙でもイワシの頭でも良いのですが、徹頭徹尾信じていれば願いに対して不安が生じることはありません。

 

これはたとえると喫茶店でオーダーする感覚です。喫茶店で紅茶を注文した後、あなたはいちいち「紅茶は来るのかな、だいじょうぶかな」と不安にはならないはずです。

 

同じように「神さまお願い」と、ポーンと願いを託せるのであれば願いは素直に叶うでしょう。

 

デメリットとして、これは対象が何であっても相当に深い信仰心を持っている方向けの方法である点です。

 

クリスマスには恋人と過ごし、お正月には初詣、お葬式はお坊さんを呼ぶような、いわゆる普通の日本人の方にはあまり向いていないかもしれません。

 

②忘れる

 

言葉は違えど、引き寄せの法則について述べている人のほとんどが「忘れる」ことについて述べています。この忘れる方法は無数にありますが、ここでは心理学的に裏づけのある2つについてお話します。

 

・感謝をする

 

執着心は欠乏感から来ています。満ち足りていれば執着心は起こりません。そしてこの満ち足りた気持ちに最も近いものは「博愛」と「感謝」です。

 

自分と同じように周囲の人々、または生きとし生けるものへの愛情を持ち、あらゆる物事に感謝できるような人間ほどすばらしい人はいません。またこの感謝の気持ちは、心理学的にも自分に幸福感を生み出すことが立証されています。

 

ですので、ささいなことでも良いので日常に感謝を見いだせるように心がけてみましょう。それによって満ち足りた気持ちを作ることができれば、それは次第にあなたの願いに結びついてきます。

 

 

・忙しくする

 

潜在意識に願いを託した後は日常生活を忙しくするのもおすすめです。目の前のことをひたすらこなしているとき、執着心は湧いてきません。

 

そのため内容は学業であれ、仕事であれ、どのようなものでも構いません。ただひたすら黙々と目の前の物事を処理してゆきましょう。またこれにはもう一つの効果があります。

 

忙しくしている間、潜在意識は願いを叶えるために意識に上らないところで着々と動いています。このため、たとえば仕事に専念した結果、その功績を認められて別の部署に配属になり、そこで思わぬ出逢いがあると言うようなことも十分にあり得ます。

 

いずれにせよ潜在意識は想定外の結果で願いを叶えるため、期待したり不安になったりするようなヒマを作らずに、ひたすら目の前のことをこなしてゆくことをおすすめします。

 

③レンズを戻す

 

恋はすてきです。しかし恋愛に夢中になっている友人のお相手を見ても「そんなにすてきな人かな?」と思うこともあるでしょう。

 

私たちは多かれ少なかれ、誰もがゆがんだレンズをかけています。たとえば初めて入ったレストランの料理を食べて「おいしい!」と感動したことがあると思います。しかし、ある日そこで出されたお皿が汚れていたらどうでしょう。味は変わらないのに、おいしかいはずの料理の味も一気に覚めてしまうはずです。

 

恋愛も同じような面があります。恋から覚めるのは執着心を失うことと同じことです。心理学では、この恋心でゆがんだレンズを人為的に元に戻すテクニックがあります。

 

とりわけ効き目があるのが「相手の悪い点、嫌いな点を紙に書く」方法です。願いと同時にこの方法を進めてみることで、恋心に飲まれることなく、願いを潜在意識に託すことが可能になります。なお、この方法は失恋時にも効果的です。

 



 

■自分の人生を生きることで執着心は消える

 

 

 

執着心は人間が持つ普通の感情です。恋人が欲しい気持ちは恥ずかしいものではありません。

 

ただそれに囚われて夢中になってしまうのはいただけません。家族であれ、恋人であれ、彼らには彼らの世界があります。

 

それよりももっと大切なものがあります。それは自分自身です。潜在意識に願いを託したのであれば、あとはもう他人の存在にとらわれることなく、常に自分軸に意識を置いて現実世界でやるべきことをしっかりとこなしてゆけば良いのです。

 

なぜなら願いを持ったということは、それがあなたにとっての目標であるからです。潜在意識は当然、その達成に向けてあなたの目の届かないところで動き出してくれます。

 

常に自分を大切にし、またそれと同様に周囲の人々を大切にして感謝の気持ちを持つように心がけましょう。遠回りのようで実はそれこそが引き寄せの法則を叶える最短の道のりでもあるのです。

 

なお、失恋の傷みがなかなか和らがなかったり、失恋うつや孤独感に苛まれて仕事や学業が手につかなかったりするのであれば、苦しみを癒やす方法として、顔を出さずにオンラインでカウンセリングが受けられる病院と違い、事前の予約・通院不要【Unlace】の利用をおすすめします。 の利用をおすすめします。

 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

 

■今回のポイント

・執着心は引き寄せの法則における最大の難点
・執着心は歪んだレンズで相手を見つめている状態
・執着心は脳内にエラーを幾度もリフレインさせる
・手放しをする方法の一つは、問題を一端脇に置くこと
・心が穏やかになったら自然な流れで願いは叶う

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