■引き寄せの法則では不安が現実化することも多い


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引き寄せの法則で潜在意識に願いを託した後、それが順調かどうか気になりますよね。それが恋愛であれば「誰かと出会えるのかな」とか「あの人との関係がどうなるだろう」とつい気になってしまうはずです。


それは誰もが持つごく自然な感情です。ただ引き寄せの法則は「どんな出来事が起こるだろう」とか「どんな結果になるのだろう」と考えているうちは、残念ながら効果を発揮しません。


その理由は願いを潜在意識に託すための「手放し」ができていないためですが、中でも問題になりやすいのは不安感です。


「願いは叶うのかな、本当に何か起こるのかな」などと思っているどんどん不安に苛まれてしまいます。そして結果的にその不安が現実になってしまいます。つまり残念な結果になりやすいのです。


そこで今回は引き寄せの法則で多くの人が陥りやすい不安感の払拭方法についてお伝えします。







■不安なときの2つの対処法



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引き寄せの法則で願った後、何も起こらない期間が続くとつい不安が頭をもたげてしまいます。この結果、願いよりも不安が現実化してしまう。では、この対処法についてはどうしたら良いでしょうか。

不安感を払拭する方法は2つあります。


①自分軸に戻る

②不安そのものに対処する



①の「自分軸に戻る」とは、意識を「今、ここ」に引き戻すことです。たとえば引き寄せの法則で恋愛成就を願ったら、すぐに「あの人は今どうしてるんだろう」とか「もしかしたら他に好きな人がいるかも」などと考え出してしまうことでしょう。


そのようなときには意識を「今、ここ」に引き戻しましょう。なぜなら、引き寄せの法則はそもそもが強く願うことで他人を変えるのではなく、潜在意識の力によって自分自身がいつの間にか変化しているというものだからです。


あなたが想うお相手は、その人の世界で自由に動いています。こちらがどうこうすることはできません。そしてお相手以上にあなたが想うべき相手は、他ならぬあなた自身です。


引き寄せの法則ではよく「願った後は忙しくする」と言います。この意味は願いについてあれこれ想像して不安をかき立てるよりも、現実世界に意識を戻して、今やるべきこと、やりたいことどんどんこなして自分を変化させてゆきましょうと言うことなのです。


(なお、「今、ここ」への気づきと引き戻しの練習法については「【恋愛成就】瞑想は引き寄せの法則に効果があるの?」と「インスピレーションを磨いて幸運を引き寄せるには?」も併せて参照してください)



②の「不安そのものに対処する」ですが、これについてはまず「不安」について知っておかねばなりません。


不安というのは動物に備わっている自己防衛の本能です。動物は命の危機を感じると不安に駆られます。もし不安がなければライオンやオオカミが目の前にいても平然としているでしょうし、ときに命知らずな行為でも平気でしてしまいます。


不安感は原初的な本能です。動物にとって不安を解消するための方法は2つしかありません。「戦う」か「逃げる」かだけなのです。立ち向かって相手をやっつけるのか、さもなくば相手が追いかけてこれなくなるまで走るかだけなのです。


しかし人間は社会的な生き物ですから、これを別の言葉に言い換える必要があります。それは「問題に取り組む」か「問題を打ち切るか」です。「問題を打ち切る」ことは今回のテーマとは異なるため、次の項目では不安を解消するための問題の取り組み方についてお伝えします。



不安を解消するための問題の取り組み方


引き寄せの法則は魔法のように思われていますが、不安が出てきたのであれば、それは潜在意識が叶いにくい可能性があるということを示唆してもいます。そのような場合、不安の根源である問題に対して取り組んでみましょう。


もちろん自分の力では叶えにくい難問だからこそ引き寄せの法則に託したこともわかります。自己成長ストラテジーの調査を専門にしているスティーブン・ガイズは、ベストセラー書籍である『小さな習慣』の中で、難しい課題に対してはハードルを下げることを勧めています。


たとえば毎日100個の英単語を覚えるを目標にしても大抵の人は挫折してしまうことでしょう。しかし毎日1個であればどうでしょうか。できなくはないですよね。英語が苦手なのであれば、毎日教科書を机の上に開くだけでも、取り組むことはできるはずです。


難しいものであればできるところまでハードルを下げる。これは不安感の払拭のために多くの精神科医も勧めている方法です。これまでのあなたは不安が出てきたとき、ライオンを見つめたまま、立ち向かうこともできず、逃げることもできず、棒立ちの状態が続いていました。


しかし、できるところまでハードルを下げても実際に取り組んだことであなたは問題に立ち向かっているのです。つまり本能は「戦っている」と判断し、安心します。


また、問題に立ち向かって行動したことで、潜在意識は引き寄せの法則を叶えるための「自己肯定感」や「高揚感(幸せ感)」をあなたにもたらしてくれることにもつながります。


たとえば恋愛を求めているのであれば、できる範囲で恋人候補と出会うための方法について調べたり、もっと魅力的な自分になるように取り組んでみましょう。そしてこれはなるべく継続して行うことをおすすめします。継続してゆくことで見えてくる風景はどんどん良い方向に変化してゆくからです。


不安は悪いものではありません。「今の状態じゃダメだよ」という本能からの警告なのです。この感情を敏感に受け取り、問題を解決するために必ずできる最低限の行動に取り組んでみましょう。



■願いは予想外のかたちで叶うもの



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不安の解消法についてお伝えしました。


引き寄せの法則は強く意識したものを潜在意識に落とし込み、その自動誘導に任せることで願望実現を達成する方法です。


(詳しくは「5秒で体験!引き寄せの法則の心理学的な仕組み」で解説しています。)


手のひらをみれば裏側の手の甲を見ることはできません。同じように「願いが叶うかな」と意識していたら、それは無意識には落ちていないことになります。


たとえば、今スマホ(PCならばマウス)を握っているご自身の手を見つめてみてください。意識して一生懸命動かしているでしょうか。むしろ無意識に指が動いているのではないでしょうか。


これが潜在意識の力です。潜在意識の力は圧倒的です。一説によると潜在意識の情報処理能力は、顕在意識の約8万倍とも言われています。


このため、引き寄せの法則が動き出すと水面下で複雑にさまざまな事象が絡み合い、自分にとってはまるで奇跡のような、思いもよらないかたちで成功を招き寄せます。


だから願いが叶う場合も「こうなるだろう」と予測している結果以外で叶います。今不安に駆られている方は、願いを潜在意識に託した後は、願いに対して自分ができる最低限の行動に取り組んでゆきましょう。


これを継続してゆけば、やがてある日、暗いトンネルを抜け出たように、あなたの願った世界がにわかに目の前に開けてくることになります。


良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

■今回のポイント

・不安感は引き寄せの法則の落とし穴
・不安感に駆られると引き寄せは失敗しやすい
・願いについて不安を感じたときには自分軸に戻る
・今自分にできる最低限の行動をすることで不安は消える
・行動をしてゆけば予想とは違うかたちで願望は叶う