【心理学】5秒で体験!引き寄せの法則の本質とは

「引き寄せの法則」と聞くと、多く方は奇跡のように願いが叶う神秘的なもの、スピリチュアル的なものと感じているようです。

 

確かに引き寄せの法則には神秘的な面があることは事実です。しかしこの記事を読むだけで「引き寄せの法則」の仕組みについて、その場にいるまま、誰でも5秒で体験できます。

 

この記事では、心理学の観点から見た引き寄せの法則の効果と本質についてお伝えします。

 

 



 

■その場で体験!「引き寄せの法則」の効果と本質

引き寄せの法則を体験

 

それでは引き寄せの法則の効果について実際に体験してみましょう。

 

①まずは目を閉じて、頭の中で黄色のうちの一色を選び、思い浮かべてみてください。

 

②頭の中にその色を思い浮かべてから目を開けます。

 

③周囲を見回してみます。

 

 

 

いかがでしょう。赤なら赤、黄色なら黄色といった自分が思い浮かべた色合いのものが目に飛び込んでくるはずです。これは「カラーバス効果」と心理学では言われているものです。

 

潜在意識を船にたとえると、意識(あなた)は船長です。あなたが思ったことを素直に受け入れて実行します。そして潜在意識にはあなたが意識を向けたものを選び取る力が備わっています。

 

たとえば自転車に乗っているとき、目線を電柱に向けると自転車は勝手に電柱の方へと向かっていってしまいます。これは自分でも気づかないうちに意識が電柱に向かっているためです。

 

これは実際に生じている話ですが、アメリカでは見渡す限りなにもない荒野の中、地平線まで一直線に伸びる道路があります。その途中、道路の傍に一つだけ標識が立っています。すると、その標識に追突する事故が跡を絶たないそうです。

 

もうお分かりだと思いますが、何もない荒野の中にぽつんと標識だけがあれば、多くのドライバーが知らずしらずのうちにその標識に向かってハンドルを切ってしまっているのです。

 

意識を向けると、潜在意識はそこに向かって動き出すのです。心理学的に見ると、このカラーバス効果こそが引き寄せの法則の本質です。

 

では、この効果を利用して引き寄せの法則を使い、願いを叶えるには具体的にどうしたら良いでしょうか。

 

■引き寄せの法則は潜在意識の力で願いを叶えるもの

 

潜在意識

 

まずは引き寄せの法則で願いを叶えるための仕組みについて説明します。

 

引き寄せの法則の本質とは、あなたが気持ち(意識)を向けたものを潜在意識が選び取る力を応用したものです。

 

そして引き寄せの法則は四六時中、絶え間なく起き続けています。ただ、意識していないからそれを感じ取れないだけです。

 

実際、私たちは悲しいとき、嬉しいとき、自分の感情をコントロールするのは簡単ではありません。むしろ感情の方に自分が振り回されてしまうことがほとんどでしょう。

 

引き寄せの法則では、あなた(意識)を含め、心や感情、気持ちといったものをひと括りにして「波動」と呼んでいます。

 

 

波動とは自分自身の人格や精神性でもありますが、もう少し視野を広めると、意識と無意識が統合した全体像だと言えます。

 

そして私たちは絶えず、この波動に合ったものを選び取り、それを叶え続けているのです。

 

引き寄せの法則は最初の段階では強く願うことが求められます。なぜなら引き寄せの法則は強く意識しない限り、平素と同様、波動(心・感情)が感じているものを、潜在意識がカラーバス効果で選択し続けてしまうためです。

 

では、引き寄せの法則を成功させるため、強く願うには何をしたら良いでしょうか。

 



 

■引き寄せの法則の成功にはイメージングが効果的

 

願いが出会いであれ、復縁であれ、もしくはお金や健康であったとしても、引き寄せの法則を成功させるには「明確な目標・ビジョンをイメージする」ことが重要です。

 

たとえば受験勉強であれば第一志望の大学に行ってみたり、また目標の大学に合格して充実したキャンパスライフを送っている自分をイメージすることが大切だと昔から言われています。これも実際には引き寄せの法則を応用したものです。

 

引き寄せの法則を成功させるのであれば「叶ったらいいな」ではなく、それが本当なのか想像なのか区別がつかなくなるくらい鮮烈にイメージしましょう。

 

なぜなら臨場感を持って鮮明なイメージを行うと、そこに感情が湧いてきます。憧れのあの人や大好きなあの人とデートしたり、幸福な家庭を築いたりするイメージを持てば、そこに波動(感情)が生じます。

 

するとカラーバス効果が働き、潜在意識は現実世界の中からその波動(感情)に沿ったものを選び出します。ときにはそれは直観としてインスピレーションを与えたり、行きたい場所として感情を喚起したりすることもあるでしょう。

 

しかしこれがなかなかうまく行かない人も少なくありません。とくに復縁では往々にして引き寄せの法則は失敗しがちです。

 

その理由は不安感があるためです。

 



 

■引き寄せの法則が叶わない理由は不安にある

 

不安感

 

引き寄せの法則を使ったものの、叶わない人は多数います。とくに特定の人との恋の成就や復縁でその傾向は強いでしょう。

 

そしてその場合、大抵は不安感が失敗の原因となっています。不安は人間の持つ本能であり、命を維持するための大切な要素です。一方で不安感が強ければ、その不安に近いものを人は無意識に選び取ります。

 

実際、人はストレスが溜まるとホラーやサスペンス映画のような怖いものを見たくなります。これは潜在意識が不安の感情を先取りして安心したいという本能的な欲求から来ています。

 

同様に強い不安を抱えたまま引き寄せの法則を行っても、潜在意識は不安の波動に沿って動き、結局不安が現実化する結果を招いてしまいます。

 

この不安感を消すために必要な行為を引き寄せの法則では「手放し」と呼びます。

 

 

■不安を手放して願いを引き寄せる

不安を忘れる

 

引き寄せの法則はよく「忘れた頃にいつの間にか叶っている」と言われます。これは一つの真実を突いています。

 

叶えたい願いはあるものの、不安感が強い場合、願望そのものを忘れてしまいましょう。勉強でも仕事でも良いのでまずは目の前のことに夢中で打ち込んでみることです。

 

願いについて思い出すことがあっても「今忙しいから、それは後で」と手放せれば不安は消えてなくなり、あとは潜在意識が自動的に目標へとあなたを導いてくれます。

 

それでも不安感が強いときには「不安な気持ちを紙に書く」ことをおすすめします。

 

USBメモリやフロッピーディスクは外部記憶装置と言いますが、紙に書いたものも同じように外部記憶となります。不安な気持ちがある場合、潜在意識はそれをまだ終わっていない問題として脳に記憶させ続けますが、紙に書くという外部記憶を行うと潜在意識は「記録が残っているから記憶する必要がなくなった」と判断して忘れてくれます。

 

ネガティブな感情を紙に書く手法はアメリカの心理学教授、J・W・ペネベーガーが考案した「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれる心理療法であり、イライラ・憂うつ・悲しみといったネガティブな感情全般に効果があるとして、現在でも多くの精神科医が勧めています。

 

 

しっかりとしたイメージを持ち、不安な気持ちが出てきたのであれば赤裸々にその感情を紙に書く。書いたものは読み返す必要もないですし、破り捨てても構いません。不安感をなくして、後は活き活きと日々を過ごしてゆけば、潜在意識はあなたの願いを叶えるために自動的に動いていってくれることでしょう。

 

なお、自分軸を持ったさらに魅力的な人となるために、自分で心理学を学び、日常で活用するのもおすすめです。引き寄せの法則と合わせて活用することで、自分だけの効果的な活用法を見出すこともできることでしょう。

 



 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

■今回のポイント

・引き寄せの法則は意識化した事柄を潜在意識に落とし込むもの
・人は選択したものを無意識に選び取る力がある
・願いを潜在意識に落とし込むには強く意識することが大切
・不安がある場合には忘れてしまうのも願いを叶える一つの手段
・忘れるための最も簡単な方法は「紙に書く」
・目標のイメージングをしたら、後は普段から良い気分でいることが大事

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