【潜在意識】波動で未来を予知する!シンプルな2つのテクニック

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「なんだか気乗りがしないな」「やりたくないな」。そういう気持ちになることは誰にでもあります。

 

それがすてきなパーティーや魅力的な異性であっても、自分の波動を感じることで危機を回避することができるでしょう。

 

波動の力は偉大です。今回は判断がつきかねる場合、波動を利用して危険を避けたり、また生じそうなできごとを察知するための方法についてお伝えします。

 

 



 

■波動の本質は感情にある

 

波動

 

人間の精神は大まかに分けると、思考と感情の2つに分類されます。思考とは「私」が感じているものであり、感情とは「潜在意識」が感じているものです。

 

「思考」というと私たちは算数のように論理的なものと捉えがちです。しかし考えてみてください。今から30秒も思考を止めてみましょう。思考は自分の意思とは無関係に好きなあの人のことを考えたり、夕飯の献立を考えたり、来月のお家賃のことを考えたりし始めるのではないでしょうか。

 

思考はいつもあちらこちらに飛び回ります。そしてその物思いにふけっている間、私と思考は一体化してしまっているのです。

 

一方、感情とは「潜在意識」からのメッセージです。潜在意識は言葉であなたにメッセージを伝えることが得意ではありません。そのかわり、感情であなたにサインを送っています。そして潜在意識のメッセージは大抵が思考よりも正しいことが多いのです。

 

たとえば複数の男性から告白されて迷っているとか、距離を置いてしまった恋人に連絡すべきか、はたまたズルズルと関係を続けているけれど、そろそろお別れすべきなのかなど、さまざまな面で判断を迫られることでしょう。

 

どんな人間でも判断に迷うことはあります。とくに恋愛は損得勘定が絡まない分、判断しかねる事態に遭遇することも多いものです。

 

このようなとき、頭で考えることは間違いやすいです。代わりに自分の感情に訊いてみましょう。「嬉しい」「楽しい」と波動が上がるのであれば、それは正しい回答であり、「悲しい」「寂しい」と波動が下がるのであれば、それは間違った結果になりやすいと潜在意識がサインを示します。

 

ただし、感情が判断を間違えるパターンも存在します。次は感情と波動の注意点について説明します。

 

 



 

■波動が教える2つのパターン

 

 

引き寄せの法則を扱う上でもぜひ知っておきたい点として、潜在意識は基本的に「なまけ者」です。

 

たとえば勉強や仕事、恋愛であっても「めんどくさいな」と思うときは誰にでもあるものです。しかしそれは冷静に考えたら「やらなくては後々困る」類のものです。

 

潜在意識の本質は「生命の維持」です。「今やらなくて済むもの」や「変化や挑戦するもの」に対して消極的です。なぜなら、今までそれをやらずとも生命を維持できていたため、変化しない今の状況を生命の維持に最適だと判断するからです。

 

しかし「宿題をするべきか、さぼるべきか」というのは考える間もなく、判断を下せるものです。かたや判断がつかない状況は別です。判断がつかない状況に陥ったときに自分の心を探ってみましょう。次の2種類の感情が湧き上がっているようでは要注意です。

①気乗りがしない

 

親友から非の打ち所がないすてきな異性を紹介してもらった。しかしその人に会う前ならばともかく、実際に合ってもなぜか気乗りがしない人だった。そう言うときには要警戒です。

 

これは親友や異性に問題があるわけではありません。気乗りがしないということは、潜在意識が「その人はあなたの生命の維持(子孫の繁栄)に合わない人だよ」と言っているのです。

 

こう言うとき原始時代であれば、感情で人は判断しますが、現代では頭で考え過ぎてしまいがちです。「せっかく紹介してくれたから」と次のデートの約束を取り付けても、結局、時間のムダになりがちです。

 

気乗りがしないという感情は大切です。先ほど勉強や仕事であれば判断する必要はないとお話ししましたが、たとえばそれがブラック企業のような劣悪な環境であったのであれば、明日の仕事がいやでいやでたまらないはずです。

 

なぜならそれは自分に合った仕事ではないからです。やりたくもないものに関わると、人はその感情に沿って当然波動が下がります。波動が下がれば人は能力以下のパフォーマンスしか発揮できません。

 

気乗りがしないときには、上手に逃げる算段をつけましょう。苦手な勉強であればそこそこに点数を取ればいいのですし、苦手な人であればやんわりと距離を置くようにするのが危機を避けることにつながります。

 

気乗りがしない事柄から上手に逃げられてホッとできたのであれば、それは波動が元に戻った証拠です。自分の感情をよく見つめて調整することが大切です。

 

②ゾッとする

 

「ゾッとする」ことは実際にはまれです。人生で一度も遭遇したことのない人も多いかもしれません。

 

「ゾッとする」とは、パワースポット巡りで運気が上がるだの、廃墟探索で腰が引けるというようなふんわりしたものではありません。背筋の産毛が逆立って文字通り戦慄が走る感覚です。起これば誰でもはっきりわかります。

 

これは本当の生命の危機を知らせる潜在意識からの最大級の警報です。同じ潜在意識でも、これには2つの由来があります。

 



 

・インナーチャイルドからの警告

 

インナーチャイルド

 

ゾッとする感覚が起こる理由の一つとして、自分が過去に遭遇した「ひどいできごと」が近づいていることによるものです。

 

たとえば幼い頃、父親からひどい虐待を受けたとします。成人してもう過去はすっかり忘れ去ったある日、その人がある男性と知り合いました。良い雰囲気ですてきな人のように思ったにも関わらず、何かの折に「ゾッとする」感じを受けるかもしれません。

 

それは潜在意識が「同じ経験を繰り返そうとしているよ!」と強い警告を発しているのです。この警告を発している存在を『インナーチャイルド』と呼びます。

 

もしこのときにインナーチャイルドを無視すると、過去に遭った恐ろしいできごとが再び目の前に起きてきます。

 

感情の中でも強い感情が起きたときには、現実世界の理由よりも自分の内面に目を向けることの方が大切です。

 

 

・ご先祖さまからの警告

 

子どもから大人まで高いところが苦手な人は数え切れません。高所の写真を見るだけで背筋が寒くなる人もたくさんいます。

 

またサルは縄を投げると蛇だと勘違いして悲鳴をあげて逃げるそうです。これは蛇を見たことがない動物園のサルでも同じです。

 

その理由は、猿の先祖が蛇に噛まれて死んでしまったことが原因です。高いところも同じです。想像を絶するくらいの恐怖は遺伝子に刻まれて子々孫々と受け継がれています。

 

これは潜在意識の基本である「生命の維持」に則ったご先祖さまからの警告です。そしてこの力はとても強力です。

 

旅行に行こうとしたら、息子が袖を引っ張って「お願いだからその飛行機に乗らないで!」と叫びだした。そのため仕方なしに旅行を延期したところ、その飛行機が墜落したというようなお話を聞いたことがあるはずです。

 

これは生命からの最大警報です。頭で考えるのではなく、ゾッとしたときにはとにかく逃げる。それが一番大切です。

 

■感情を活かすコツとは?

 

オランダの心理学者、ダイクステルハイスは「潜在意識は常に思考している」と言った趣旨の言葉を述べています。潜在意識の思考とは感情のことです。だからこそ、判断がつかない場合に感情を利用する。これは正しい潜在意識の活用法です。

 

ただし感情は目に見えません。がまん強い人だと感情を押し殺して苦しみを受け入れてしまう人もいることでしょう。

 

潜在意識からの警告に気づくコツは、思考を無視することです。

 

現代人は判断に迷う状況で思考を優先しがちです。感情が「気乗りがしないよ」とメッセージを送っているにも関わらず、「でも友だちと約束したから」とか「チケットを買ってしまったから」と現実と折り合いをつけようとしてしまいます。

 

現代に生きる私たちは社会的な動物です。「友だちとの約束を破ること」は「人間関係に問題が生じること」を予想させます。「チケットを使わないこと」は「損をする」ことにつながります。

 

これは陥りやすいワナです。少し考えてみるとわかりますが、これらはすべて「社会的な欲求」に根ざしたものです。一方、潜在意識からのメッセージは生命の維持機能という根源的なところから警告していますが、思考と較べるととても曖昧で、その意味になかなかたどり着くことができません。

 

ただしそれでも波動に目を向けていれば、危機を察知することはできます。

 

・判断がつかないときは波動を観る

 

「判断がつかない」というときは、そこに何らかの意味があります。たとえば大好きなバンドがライブをするとき、そもそも「行こうかな」「止めようかな」とは思わないはずです。雨が降ろうが電車が止まろうが、無我夢中でライブ会場に駆けつけることでしょう。

 

一方で「なぜか気乗りがない」と思ったときは、それは潜在意識がサインを送っているということなのです。波動の本質は感情です。気乗りがしない感情が湧いてきたということは、気乗りがしない波動が出ています。それはひいては気分が悪くなるようなできごとを引き寄せようとしている前兆なのです。

 

それでも、混乱してしまって判断ができないときもあるはずです。このようなときにはどうすれば良いでしょうか。

 



 

■潜在意識に波動を教わる

 

 

「問題が起きたものの正しい判断ができない」「どうすれば良いかわからない」。このような事態に遭遇したときには、潜在意識に回答を問いかける方法があります。

 

まずは問題を一旦脇に置き、リラックスした気分になります。混乱している状況であればマインドフルネスなどを活用することで気持ちをニュートラルに戻しましょう。

 

心が落ち着いた頃合いを見計らって「この問題を解決するにはどうしたら良いでしょうか」と潜在意識に問いかけます。

 

潜在意識はシンプルな仕組みです。問題が起きると問題を解決するまで内面に抱え続けます。人間関係で問題が生じると、絶えず思い返して気分が悪くなるのはここに原因があります。

 

一方で潜在意識は問題の解決策を命じられると、問題を解決するための道筋をあらゆる情報の中から探し出します。

 

判断がつかずに困った際、問題の解決策を潜在意識に問いかけてみましょう。ちょっとしたことでも現実世界に解決策につながるようなサインが表れるはずです。このとき気分が回復してきているのであれば、それは波動が戻ってきている証拠です。じきに問題は回復するか、危機を避けることができたと判断しても良いでしょう。

 

これは「カラーバス効果」と呼ばれる心理学の手法を応用したものであり、また、引き寄せの法則を実践的に活用したものでもあります。

 

 

なお、潜在意識から返事をもらうためのコツとして、自分の今の状況を箇条書きで紙に書き出し、整理した上で、寝る前に自分の意識に問いかけてみましょう。

 

論理的に整理した問題を自我の弱まる入眠時に問いかけると、潜在意識はすなおにその解決策を考えてくれます。

 

なお、失恋の傷みがなかなか和らがなかったり、失恋うつや孤独感に苛まれて仕事や学業が手につかなかったりするのであれば、苦しみを癒やす方法として、顔を出さずにオンラインでカウンセリングが受けられる病院と違い、事前の予約・通院不要【Unlace】の利用をおすすめします。 の利用をおすすめします。

 

波動の活用法は無数にあります。

 

良い方と巡り合い、みんなが幸せな恋を楽しめますように。

 

■今回のポイント

・波動の本質は感情にある
・感情は潜在意識からのメッセージ
・潜在意識の目的は「生命の維持」にある
・判断に困ったときは感情に目を向ける
・感情は個人的なもの(インナーチャイルド)と、ご先祖さまからの2種類に大別される
・ゾッとする感情は、最悪の波動を出している。必ず回避すること
・判断がつかないときには潜在意識に問いかける

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